声が枯れるまで叫びたい [１]

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隆二「4年1組の担任の今市隆二です。皆よろしく。
イマイチな先生って言われるのが
嫌だから隆二先生って呼んでください。笑」



くしゃっと笑う顔が

国民の知る猫のキャラクターに

似ている先生が担任のようだ。


高校１年は中高一貫の

この学校では4年生と呼ぶ。



夏恋「やっぱ隆二先生かっこいいー(ｺｿｺｿ)」


伶菜「隆二先生とか担任当たりだね(ｺｿｺｿ)」




隆二「高校から入ってきた生徒が
このクラスに1人来ることになった。
入ってきてー。」


？「はい。」




教室に入って来たのは


顔の整った男の人だった。




亜嵐「白濱亜嵐と言います。
みんなと早く仲良くなれたらいいなと思ってます。
よろしくお願いします。」



自己紹介が終わり拍手で迎えられる亜嵐。



伶菜「かっこいいんだけど。(ｺｿｺｿ)」


夏恋「隣のクラスの涼太くんと
いい勝負のイケメンたね！(ｺｿｺｿ)」


玲於「おい、お前らまじうるさい。(ｺｿｺｿ)」




隆二「んーと、白濱の席は…あそこだな。」


亜嵐「はい。」




空いている席に向かう亜嵐。




隣は…。




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亜嵐「よろしく。」


「…。(ｺｸﾘ)」




運悪く私の隣…。


お願いだから、

話しかけてこないで。




隆二「じゃあ顔を名前を覚えるために、
軽く自己紹介してくれるかぁ？
白濱も一緒に覚えようなぁー。笑」


亜嵐「はい。」




順々に自己紹介が始まった。


私の苦痛の時間…。

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