i love u … 《１》

34 翔吾side ページ34

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LIKIYA「この手紙は、北ちゃん？翔吾？
どっちに渡せばいいの？」


北人「翔吾に。」


翔吾「え、あ、はい。」



LIKIYAさんに渡されたきれいな字で書かれた手紙。




なんて書いてあんの？って陸さんに言われ、

声に出して読んだ。




翔吾「“ THE RAMPAGEの皆様へ お疲れ様でした。
調和された美しい3人の歌声に耳を奪われ、
圧巻のパフォーマンスをする13人のダンスに
目を奪われました。ありがとうございました。 ”」


健太「それ事前に書いてきてたのかな？」


翔吾「いや、違うっぽいです。
“ 吉野さんがスクリーンに映った際、
驚くほどの歓声に包まれた会場を目にして、
私はとんでもない方と
共演させていただいたのだと実感しました。”」


北人「ふふっ。今更気付いたか。笑」


翔吾「ふふっ。“ 岩谷さん、
本日はお声掛け頂きありがとうございました。
皆様の益々のご活躍をお祈り申し上げます。 熊谷A ”」


陸「めっちゃ畏まった文章書く人だね。」


北人「懐かしい。こういう人でした。」


翔吾「ふふっ。ねっ。」




こういう人かもしれない。



でも、俺は知ってる。


ほんまは冗談も言うしバラエティも好きだし、

匠海とか心許してる人にはズバッと物事言うし。


素のAちゃんも素敵。




陣「ライブ終わったら会えると思っとったのに。」


陸「ねっ。生の熊ちゃんに会いたかったよね。」


北人「めっちゃキレイっすよ。ねっ？」


翔吾「うん。顔も小さいし。」


彰吾「でもまぁ、翔吾が頑張れば
会えなくはない存在ではあるから。」


翔吾「えぇー？笑」


健太「それか俺が頑張るか。笑」


陣「何も接点ないやろ！笑」


健太「いひひひひっ。」

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