i love u … 《１》

32 翔吾side ページ32

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翔吾side



陸「ねぇねぇ、今日でしょ？」


翔吾「ふふっ。まぁ…はい。笑」


陸「やばいね。テンション上がるわ。」


翔吾「んふふっ。陸さんがっすか？」


陸「いや、だってさ、熊ちゃんが見に来るんだよ？
言ってもさ、俺だって普通にファンだからね？」


翔吾「んふふっ。そうっすね。」




北ちゃんと山彰さんと壱馬しか知らなかったはずなのに、

いつしかAちゃんのことはメンバーに知れ渡り…

頑張れよってみんなから背中を押される日々。




翔平「いやぁ、アオハルですねぇ。」


翔吾「ふははっ。アオハルですねぇ。笑」


翔平「いつも以上に笑顔で浮かれてて草。」


翔吾「おい！笑」


翔平「ふははははっ。」




後輩にいじられようと

Aちゃんが見に来てくれることが嬉しくて、

浮かれてしまう。



そんな俺をみんながニヤニヤしながら見てくる。




気持ちを落ち着かせるために

いつものように龍を誘ってピクニックをしに行った。




龍「楽しみですねー。」


翔吾「うん。」


龍「俺も熊ちゃん見れるの楽しみです。」


翔吾「ねっ。」


龍「いつ、告白するんすか？笑」


翔吾「気が早いから。笑」


龍「えぇー！？でもライブでカッコイイ姿見せて、
ポイント上げて、笑」


翔吾「ポイントとか言うな！笑」


龍「んははははっ。ポイント。笑」




撮影で忙しいはずのAちゃんを誘った時、

断られる覚悟でLINEした。


北ちゃんもライブ見に来てよって言った時、

考えておきますってやんわり断られたって言うてたし。



でも、まさかのOKで、

そのLINE見た時自然にガッツポーズをしてしまった。





朝、ライブ頑張ってくださいってLINEが来てから

返事したけど既読にならない。



きっと撮影頑張ってるんだろうなと思うと、

俺も全力でパフォーマンスしないとって思った。



もちろん毎公演全力やけど。

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