i love u … 《１》

27 翔吾side ページ27

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3人で少し話してると、

Aー！おつかれー！！って奈々さんが顔を出した。



「ありがと。」


奈々「めっちゃ良かった。
マジで感動しすぎてさ、大阪も見に行きたい！！」


「ふふっ。そんな？」


奈々「本当に！1回じゃ物足りない。」


「ありがと。」


匠海「じゃあ俺も見に行こうかな。」


奈々「あんたは来なくていい。ねぇ聞いて！
席空いてんのにわざわざ隣座ってきてさ、」


「ふふっ。別にいいじゃん。笑」



仲良くしてよーって匠海達を見て笑ってるAちゃんが、

チラッと俺を見た。



「ほら、岩谷さん困ってるよ？」


翔吾「えっ？いや。笑」


奈々「っ！岩谷さんっ！？」


翔吾「えっ！？あ、えっ？はい。初めまして。
THE RAMPAGEの岩谷翔吾と申します。」


奈々「あ、奈々です。どうも。
……へぇ……岩谷さん。ふーん。」


「…ちょ、笑」


翔吾「……ははは……。」




なんやろ…この威圧感…。


全身をジローっと見る目…。



普通に、こわい。



他にも見に来てた人達が挨拶に来たから、

匠海と楽屋を後にした。




翔吾「ほんまにすごい人だよね。」


匠海「うん。演技を演技だと感じさせないしね。」


翔吾「分かる！だから見てて引き込まれるんだよね。」


匠海「で、AにLINEした？」


翔吾「いや…それが……ふふっ…。」


匠海「おいー。笑」




頼むよーって言われたけど…

タイミングが、ちょっと…。


嫌われたくないから……。

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