すぐそばに君はいた −5−

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陣「健太、一言言うてあげてや。」


健太「えぇ？いい、いい、いい。笑」


翔平「あれ？ほっぺにチューなんて、そんなっ！
健太さん大胆なことするなぁー。笑」


陣「えっ？笑」



チュー、チュー、チュー……



メンバーの悪ノリに、


いやいやいやって照れてる健太さん。




彰吾「ほらA待ってるよ？」


「待ってない！」


陣「なんやったら瑠唯も待ってんで？笑」


瑠唯「いつでも来て！」


健太「お前はいい！笑」


「ふふっ。」



えぇって前髪をかきあげて私の隣に来た健太さん。




健太「本当にすんの？」


「いや、大丈夫ですよ？」



これは私が普通に恥ずかしい。



「ねぇ、まこ、めっちゃカメラ近くない？」


慎「いつでも準備OKでーす。」


「いやいや、えぇー。」



近づいてきた健太さんから逃げるのは失礼だから、


ぎゅっと目を瞑ってじっとしてると、


頬に手を当てられて、


首をクイッと…横に向けられた。




「えっ…。」


健太「んふふ。」




………うわぁ！！いぇーい！！




一瞬静まり返ったスタジオが一気に賑やかになった。




陣「それはあかんて。笑」




壱馬「慎、撮れた？」


慎「ばっちり撮れました。笑」



ほっぺにチューのはずが


首を横に向けられて…唇にキスをした健太さん。




衝撃すぎて頭が真っ白になった。



彰吾「顔真っ赤。笑」


陸「健太！ナイス！！いいよ！最高！」


樹「ふふっ。照れすぎだろ。笑」


翔平「健太さんごちそうさまでーす！」



信じられない。


まさかメンバーとマネージャーさんの前で


キスをするなんて。




LIKIYA「これ使えない。笑」


瑠唯「健太ぁ、私も待ってるんだけど？」


健太「……笑」



安定の瑠唯さん無視でメンバーも笑ってた。






「さっ、ケーキ食べましょー！」



普段甘いものはあまり食べないから


こういう時は食べたい！



彰吾「健太食べさせてあげたら？」


「もういいです。」



1人で大人しく食べたいのに…。



はいって陣さんが健太さんにスプーンを渡した。


いや、それ私に下さいよ！！



「スプーン下さい。」


健太「ん？笑」


「うわぁ…無理。」


RMPG「「わはははは！」」


陣「うわっ、汚っ。笑」


彰吾「汚ぇ。笑」



スプーン下さいと健太さんに手を伸ばすと、


ニヤッとしてそのスプーンをパクッとくわえた。



舐めに舐めたスプーンでケーキをすくった健太さん。

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