233 樹side ページ33
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樹side
樹「どした?」
「…んー…。」
Aの表情が暗い。
樹「喧嘩でもした?」
「ううん。違う。」
樹「じゃあ何?」
「うん…あのね、」
元気の無い理由を聞いて、
真面目だからこその悩みだなって思った。
壱馬「おはようございます。」
慎「おはようございます。」
「来たっ!」
壱馬さんとまこっちゃんがスタジオに現れて、
はぁ…ってため息をついたA。
樹「行っておいで?」
「…うん。」
まこっちゃんと話してる壱馬さんの元へ
とぼとぼと歩いて行ったA。
「壱馬さん…。」
壱馬「おはよ。どした?暗い顔して。」
慎「どしたんすか?」
「あのですね。」
壱馬「うん…?」
「壱馬さんっておモテになられるじゃないですか?」
壱馬「んんっ?笑」
「でね、よく聞かれるんですよ。
壱馬さんの連絡先。」
壱馬「…うん。」
「いつもなら、壱馬さん人づては嫌いだから
無理だと思いますって言って
お断りするんですけど、」
壱馬「うん。」
「…すみません。今回はすんなり行かなくて。
これ壱馬さんに渡してって。」
壱馬「うん。」
「この人大して仲良くないんですけどね、
これからお仕事ご一緒する人で…
壱馬さんに連絡先を渡してほしいって。」
壱馬「うん。」
「連絡来ない可能性ありますよ?
って言ったんですけど、
そこはメンバーだし仲良いんだから、
これを渡して目の前で
すぐに連絡させるのがあんたの役目でしょって。」
壱馬「はぁ?」
慎「何それ…。」
「私が言ったところで
壱馬さんの意思ですからって言ったんですけど、
ちゃんとよろしくって。
これからお仕事をする人だから無下に出来なくて。」
壱馬「うん。」
「でも、決めるのは壱馬さんなので
連絡なくても知りません!って言ってあるんで、
渡すだけ渡させていただきます。」
壱馬「うん。わかった。」
「では。樹が睨んでるので行ってきます。」
壱馬「睨んでんの?笑」
樹「睨んでないっす。」
すみませんって壱馬さんにペコッとお辞儀をして
俺のところに戻ってきた。
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hanasaito200608(プロフ) - 白石麻衣さんが出てきて自分の中でウォー〜!ってなりました。ありがとうございました😊 (2021年9月20日 16時) (レス) id: 02b8040220 (このIDを非表示/違反報告)
jurijuri0929(プロフ) - 番外編見つけられないです。 (2021年7月4日 10時) (レス) id: 6d16de6a3a (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - はなさん» 番外編見つけられましたでしょうか?リンクを貼り付けすることが出来ないので、設定変更して全作品のページでお探し頂けたらと思います。 (2021年4月2日 22時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ゆずさん» 返信遅くなりすみません。移行後も読んでくださいね。番外編も読んでくださりありがとうございます!長い作品かと思いますがぜひお付き合いください! (2021年4月2日 22時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 番外編教えていただ過去撮って出来ますでしょうか?? (2021年3月31日 23時) (レス) id: ed9c82f938 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Meg | 作成日時:2021年3月14日 20時