すぐそばに君はいた −5−

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まだ夢を見てるみたい。



健太さんと付き合う日が来るなんて。





だってメンバーだよ？


これからどうしたらいいんだろ。



何があろうと協力するって言ってくれたけど…



他のメンバーに気を使われるのは嫌だな。



他のメンバーに迷惑をかけるのは嫌だな。





でも、ソファにくつろいでいる健太さんを見ると


幸せな気持ちになる。




冷蔵庫にあるもので適当にご飯を作った。




お待たせしましたって


ダイニングテーブルに並べると、


いえーいって席に着いた健太さん。子供みたい。笑




美味しいと言いながら、


パクパクと食べてくれるから作りがいがあるなぁ。




「ねぇ健太さん。」


健太「ん？」


「もし、口も聞きたくないほど大喧嘩しても、
メンバーの前では普通に話してくれますか？」


健太「うん。でも大喧嘩しなければいいんでしょ？」


「まぁそうですけど。」


健太「大丈夫でしょ。」





もしもの話であって、


今後どうなるかなんて分からないのに。



なんでそんなに余裕なの？




健太「それよりAが
気を使いすぎないか心配だけどね。」


「えっ？」


健太「そうやってメンバーのことばかり考えて、
気にしすぎて疲れないか心配。」





モグモグとご飯を食べながら、


私の目を見て話してくれた。




「ふふっ。大丈夫です。
その時は健太さんに癒してもらうんで。笑」


健太「俺、癒し効果あるかなぁ？笑」


「あっ、ないか。笑」


健太「ちょっ！笑」


「んふふっ。」




あるかないかで言われたら無いかもしれないけど、


それは他のメンバーと比べたらで、少しくらい、


って話す健太さんを見て、ふふって笑った。




今こうやって2人で食事してるだけでも


癒されてますよ？なんて言ったら


どんな反応するんだろ？



照れて、おどけるのかな？


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作者心の俳句。笑

季語がない！

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