180 健太side ページ30
.
「ねぇ健太さん…。」
健太「ん？」
「韓国の時ね、」
健太「うん。」
「健太さんがキャストさんと
仲良く話してるの見て嫉妬してました。」
健太「えっ…。」
「スタイルのいいキャストさんと
踊ったり触れたり…
あーファンの子ってこんな気持ちなのかなって。」
健太「…。」
「他のメンバーが美女に鼻の下伸ばしてようと
気にしなかったのに、健太さんだけは嫌だった。」
健太「A？」
Aの顔を覗くと俺の顔を見上げたA。
「…私、健太さんのことが好き。」
健太「っ！」
目を見てはっきりと好きと言われた。
ドキッとした。そんな綺麗な目で見られたら俺…。
顔を近づけようとしたら、
上体起こして座り直したA。
健太「…。」
「でも、健太さんは大切なメンバーの1人だから。」
健太「っ…。」
「だから、これ以上、優しくしないで。
これ以上健太さんのことを好きにさせないで。
お願い、、します。」
健太「…。」
スルッと俺の手からAの手が離れた。
前を見てこっちを見ようとしてくれない。
健太「A？」
鼻をすすって、頬を伝う涙を拭いたA。
「辛いんです。」
健太「…。」
「健太さんと一緒にいると。」
健太「えっ…。」
「メンバーだから
メンバーとして好きでいようと思っても、
どんどん神谷健太という存在が強くなって、
自分の気持ちが抑えられなくなる。」
涙を拭いながら、
俺の方を見ることなく話していたAが
こっちを見た。
「健太さんとキスしたいって思うし、
触れたいって思うし……
健太さんで、いっぱいにしてほしくなる。」
健太「…。」
「好きって気持ちが抑えられなくなる…。」
ポロポロと頬を流れる涙を優しく手で拭いてあげた。
健太「A…俺はAを想う気持ち、
もうとっくに抑えられてないよ。」
「…。」
健太「そんな事言われたら、
もっと抑えられなくなる。」
「…。」
健太「好きだよ。」
「…。」
目に溜まっていた涙が瞬きをして、
一気に溢れ出たA。
「健太さん、私…っ…。」
Aの言葉を遮るようにAにキスをした。
嫌がる素振りもなく、
俺のキスに応えてくれるA。
何度も角度を変えてキスをした。
Aが、俺でいっぱいになるように。
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Meg(プロフ) - bo-boboさん» いつもコメントありがとうございます！メンバー会議大丈夫でしたかね？特徴捉えられてるなら良かったです！でも陣さんの喋り方難しいです。笑 イチャイチャ期待してて草 移行後を読んでください！笑 (2021年3月14日 20時) (
レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - まいさん» おすすめに出てきて、わざわざ読んでくれるなんて優しすぎません？ありがとうございます！！移行したので良かったら読んでください！！ (2021年3月14日 20時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
bo-bobo(プロフ) - 大量更新ありがとうございます！やっぱりメンバー会議は堪りませんね！LIKIYAさんと陣くんのやりとりがツボすぎました！本当に特徴をよく捉えていらっしゃる涙 移行後のけんたむとのイチャイチャ期待しておりまする！草（しょへ風） (2021年3月13日 6時) (レス) id: 67f11c7663 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - Megさん» いえいえ！オススメみたいなのに出てきて気になって読み始めて今に至ります！楽しみにしてます！ (2021年3月12日 23時) (レス) id: b78d857df3 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - まいさん» コメントありがとうございます！翔平くんファンなのにこちらの作品読んでくださってありがとうございます！mainじゃないのに！ありがたい！翔平くんポジこれからもおいしいところあると思うんで、もし良かったら続きも読んでくださいね！ (2021年3月12日 23時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meg
| 作成日時：2021年3月1日 22時
