116 樹side ページ16
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樹side
昨日、山彰さんに
Aのことどう思ってるか聞かれた。
ただのメンバーの1人としか思ってない。
今は…。
初めて会った時は、
大人たちと仲良く話してる姿が印象的だった。
同い年なはずなのに、大人っぽくて、
オーラが凄くて近寄り難い存在だった。
でも……
どこ校？福岡？遠っ！凄いねぇ！
って翔平と一緒にいる時に声をかけてきた。
近寄り難いと思ってたけど、
気さくに声をかけてくるAは、
話すと全然大人っぽさはなくて、
笑顔の可愛い女の子だった。
東京の子って感じのAを
好きになったこともある。
でもそれは子供だったから。幼かったから。
好きという感情は、憧れとしてだったと思う。
きっとあれは恋愛感情じゃない。
今はメンバーとして、支えられる存在でいたいし、
これからもずっとこの関係でいたい。
樹「うわっ！」
「んふふっ。」
樹「…。」
スマホをいじっていると
後ろからキンキンに冷えきった手を首に当てられた。
樹「Aの手、氷じゃん。」
「やばいよね。今日寒すぎる。んふふ。」
樹「やめろ。笑」
また首に冷たい手を当ててきたから
手首を掴んで離した。
いたずらな顔のAは全然悪びれることも無く、
触らせろーって抵抗してきた。
樹「そういえば、年明けどうすんの？」
「お兄ちゃんのところに遊びに行く予定だよ。」
樹「韓国か。」
「そー！これからツアーとかで忙しくなるし、
このタイミングでしか行けないから。」
樹「いいなぁ。」
「一緒に行く？」
樹「行かない。」
「ですよねー。てか手離してよ。」
樹「もうやらん？」
「わからん。笑」
樹「じゃあ無理。」
「んー…じゃあ、まこにやってくるから離して。」
ぱっと離すと
本当は慎の首に手を当てに行ってしまった。
慎「っ！やめてくださいよ。笑」
「えへへっ。」
慎「冷たっ。」
慎の両頬に手を当てながら笑ってるAに
抵抗することなく、ははっと笑う慎。
本当にあの姉弟は仲良いなぁ。
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Meg(プロフ) - Nちゃんさん» 丁寧にコメントありがとうございます！ハラハラドキドキでしたかね？嬉しい！最初に登場した人が実はちゃんと続いてたなんてこと、私の作品たまーにあるんでぜひ続きも読んでください！ (2021年2月26日 22時) (
レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - 奈々さん» コメントありがとうございます！大胆な健太さん最高でしたか？これからもそんな健太さんが現れるかもしれませんので、時折平凡なシーンもありますが、ぜひ続きも読んでください！ (2021年2月26日 22時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Nちゃん(プロフ) - 大胆な健太さん好きですｗｗｗｗ最初の方に登場した人が出てくるストーリーあまりないのでハラハラドキドキしてとても面白いです！更新楽しみにしてます！頑張ってください！！！ (2021年2月24日 23時) (レス) id: 2c04953c7e (このIDを非表示/違反報告)
奈々(プロフ) - 大胆なかみけん最高です、、 更新楽しみにしてますね！！！ (2021年2月24日 23時) (レス) id: 33a45ac9b8 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - あいなさん» コメントありがとうございます！毎日できる限り更新しようとは思ってるんですけど、出来ない日があってすみません。また長々と更新したのでぜひ続きを読んでくださいね！ (2021年2月24日 23時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meg
| 作成日時：2021年2月21日 16時
