元に戻れたら...。

25 (剛典 side) ページ25

「俺、預かる。」




裕「...誰？」




杏「あれ？2人会ったことないんだっけ？」




「Aの双子の兄の剛典です。」




裕「あー！KRUMPの！話には聞いとったけど、
こんなイケメンやなんて！初めまして。裕太です。」




裕太はAの携帯を剛典に渡した。




「...よろしく。てか一緒にいると思ってたのにあいつどこにいるんだろ？」




裕「昨日の夜、終電で帰ったで？」




杏「なんかあったのかなぁ？」




健「誘拐とか？」




剛典と杏奈が健二郎を睨む。




健「じょ、冗談やん！！汗」




裕「Aのこと心配やけど、俺もう行かな。
ほな！また！」




杏「わざわざありがとねー！バイバーイ！」





初めてあった。あいつが裕太。ふーん。まっ、優しそう。


それよりA...どこにいるんだ？


携帯がここにあるから連絡しても無駄だし...つーか充電ないし。



家にいるのかな？そーいや部屋開けなかったから...


寝てるとか？いや、それはないか。



体調悪くても俺達のご飯作るようなやつだから。



でもとりあえず、念のため。

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