103 樹side ページ5
.
樹「乾杯。」
「かんぱい…。」
最後に俺のグラスとグラスを当てて
1口飲んだAに無理しなくていいからね
って耳元で囁くと
大丈夫だよってぎこちなく微笑んだ。
陣「ごめんなぁー。ほんまにうるさいメンバーで。」
「いえ。そんな。」
翔平「飲み会で1番ハメ外してうるさいくせに。」
陣「おい！翔平！！笑
そもそもさっきの乾杯のなんやねん。笑」
翔平「えぇー？何かありましたぁーーー？」
RIKU「賑やかでごめんね。
みんなAちゃんに会えて
テンション上がってて。」
「いや、あの。はい。すみません。」
樹「ふふっ。笑」
早くこの緊張がほぐれたらいいんだけど。
「あの……。」
か細い声で話し始めたから、
みんなが、ん？どしたの？ってAを見た。
スっと手が離れて立ち上がったA。
「あの……は、初めまして…Aと申します。
今日はお声がけ頂き…ありがとうござい、ます。
あの……ふふっ。よろしくお願いします。」
以上ですってペコってお辞儀をして座った。
翔平「好きだぁぁぁー！！」
慎「しょへ、うるさいぞ！」
翔平「ぬぉーい！先輩だぞ！！」
Aが話してる時は静かだった空間が
笑いに包まれ一気に賑やかになった。
樹「おつかれ。笑」
「ふふっ。もう帰っていい？」
樹「ダメ。笑」
「…だよね。」
逃げないようにまた冷たい手を握った。
いや、逃げないようにじゃなくて、
触れていたいだけ。
無理しなくていいって言ったのに。
メンバーが色々と話しかけてて、
それに頷いたり返したりして、
少しずつ緊張がほぐれてきたように感じる。
陣さんに実家の猫の名前がジンくんだと伝えると、
えー俺やん！って喜んでる
陣さんに気持ち悪いって慎が一蹴したり、
瑠唯さんや陣さんが俺も猫飼ってるよって
動画見せてくれて、可愛い！って癒されてたり、
壱馬さんが発音綺麗って言ってくれてありがとう！
ってAに言ってて、
どんでもないですって反応してたら、
俺は？ってしつこい北人さんへの返答に困ってたり…
終始メンバーと楽しそうにしていた。
樹「疲れてない？」
「うん。大丈夫。」
樹「良かった。」
──────
とりあえず今日はここまでにしておきます。
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Meg(プロフ) - あおさん» コメントありがとうございます！研修医やばいですよね笑 更新したので読んでください！ (2021年1月18日 22時) (
レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - はじめまして。研修医、マジでヤバすぎましたね!!早くいっちゃんと元通りになりますように…。 (2021年1月17日 0時) (レス) id: fae82136af (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - なつきさん» 今はどん底ですね。悲しい！頼りになるお兄さん達がいるグループって最高ですよね！！これからの展開もぜひ読んでください！ (2021年1月16日 23時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ｶｯﾊﾟさん» ありがとうございます！こちらの作品は自分のスマホのメモでは完結しているので、ドドーンと更新を出来るようにしてるんですが、更新できない日があってすみません。アホな研修医のお話更新しました。笑 (2021年1月16日 23時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - 研修医め｡ﾟヽ(ﾟ｀Д´ﾟ)ﾉﾟ｡今はいっちゃんも主人公ちゃんもドン底で辛いですね。陸さんやましょさん頼りになる兄貴達登場！！これからのいっちゃんの本気楽しみにしてます。 (2021年1月16日 22時) (レス) id: 27a1861531 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meg
| 作成日時：2021年1月10日 19時
