131 RIKU side ページ33
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3人で居酒屋に入り、
今日の撮影はあれだったよねって話したり、
メンバーの話をしたりして、
いっちゃんに何があったか聞こうと
頃合いを見ていた、その時だった。
樹「……別れました。」
RIKU・彰吾「「はっ?」」
いきなりカミングアウトした いっちゃんに驚いて
俺もやましょも言葉を失った。
RIKU「…。」
彰吾「ちょ、ちょ、ちょ…はっ?マジで言ってる?」
樹「はい。」
彰吾「えっ?ちょ、はっ?
てっきり喧嘩しててって言われると思ってた。」
RIKU「俺も。」
樹「ふふっ………。」
彰吾「ごめん。理解出来てない。えっ?別れたの?」
樹「はい。」
RIKU「何で?」
あんなにお似合いだった2人が別れるって異常だよ?
樹「振られました。」
RIKU・彰吾「「…。」」
いっちゃんを…あの子が振る?
あんなにいっちゃんを大好きなあの子が??
想像がつかなくて、
俺もやましょも固まってしまった。
RIKU「えっ…何で?」
聞いていいのか悩んだけど、理由を知りたい。
いっちゃんの話すことを
俺もやましょも邪魔することなく頷いて聞いていた。
彰吾「好きだから別れたいって1番辛い。」
やましょの言葉に苦笑いする いっちゃん。
辛いんだろうな…。
RIKU「重圧かぁ…。
確かにしっかりしてる子だったから
頼りきってた部分もあるもんね。」
樹「はい。」
いっちゃんのために別れを決断したAちゃんの
気持ちも辛かっただろうし、
別れたいと言われた いっちゃんも辛いだろうし……
彰吾「腑に落ちん。」
樹「…。」
RIKU「いっちゃんは?どうしたいとかあるの?」
樹「…今、よくわかんないんすよね。」
彰吾「わかんない?」
樹「好きなんですけど、
これでいいのかもって思ったり。」
寂しそうな目をしてる いっちゃんを見て、
こっちまで胸が痛くなる…。
RIKU「いやいや、良くないよ!
いっちゃん?しっかり考えて?」
樹「…。」
RIKU「絶対に良くない。
2人とも好きなんだから、絶対諦めたらダメ!」
樹「…。」
これからどうしたらいいか…
また2人の幸せそうな姿を俺もやましょも、
メンバーみんな見たいと思ってるよ?
だから、気持ちに嘘はつかないでほしい。
きっと何か、解決策があるはず。
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Meg(プロフ) - あおさん» コメントありがとうございます!研修医やばいですよね笑 更新したので読んでください! (2021年1月18日 22時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - はじめまして。研修医、マジでヤバすぎましたね!!早くいっちゃんと元通りになりますように…。 (2021年1月17日 0時) (レス) id: fae82136af (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - なつきさん» 今はどん底ですね。悲しい!頼りになるお兄さん達がいるグループって最高ですよね!!これからの展開もぜひ読んでください! (2021年1月16日 23時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - カッパさん» ありがとうございます!こちらの作品は自分のスマホのメモでは完結しているので、ドドーンと更新を出来るようにしてるんですが、更新できない日があってすみません。アホな研修医のお話更新しました。笑 (2021年1月16日 23時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - 研修医め。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。今はいっちゃんも主人公ちゃんもドン底で辛いですね。陸さんやましょさん頼りになる兄貴達登場!!これからのいっちゃんの本気楽しみにしてます。 (2021年1月16日 22時) (レス) id: 27a1861531 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Meg | 作成日時:2021年1月10日 19時