136 北人side ページ36
.
慎「ん？……っ！！！ゴホゴホ…辛っ！！」
壱馬「そうか？」
北人「ヤバいよね。この2人普通じゃないから。」
慎「マジで普通じゃない！！」
顔を真っ赤にして咳き込む慎が
急いで水を飲み込んだ。
俺もそうだったなぁー。
壱馬「北人の基準で
普通というものを決めんなよな。」
「北ちゃんの基準で
普通というものを決めないでよね。」
北人「ふふっ。失礼しましたー！！笑」
慎「えっ？」
「ふふっ。笑」
本当に仲がよろしいことで。
食事中、壱馬くんから渡されたマグカップで
お茶を飲んでいるAちゃん。
目の前の料理を見なければ本当に幸せそうな2人だ。
食事を食べ終え、
いつものように壱馬くんが食器を洗ってくれていた。
その間、Aちゃんはキッチンには行かず、
俺と慎と3人で話してた。
北人「洗面所のドアにある札は、
壱馬くんがAがお風呂入ってるところを
覗いたからついたんだよ。」
慎「えっ！！」
壱馬「お前、嘘教えんなよ！」
「ふふっ。たまたま鉢合わせしちゃって、
使用中って分かるようにしてくれたの。」
慎「何だ、びっくりしたぁー。」
「そんなことする人じゃないですよ。」
慎「そうっすよね。」
壱馬「終わった。」
「ありがと。」
壱馬「うん。マグカップどうする？」
「んー置いといて。遊びに来た時に使うから。」
壱馬「オッケー。」
この家に、またAちゃんの私物が
置かれる日が来るなんて。
また遊びに来るんだね。
俺まで嬉しくなる。
壱馬「時間大丈夫？そろそろ帰る？」
「うん。」
北人「また遊びに来てね。
って俺の家じゃないけど。」
「うん。また来るね。」
北人「また料理作りに来てくれる？」
「激辛料理？」
北人「以外でお願いします。笑」
「了解しました。料理の腕が落ちないように
作りに来るね。いきなりごめんね。慎くん。」
慎「いえ、また来てください。
ご飯美味しかったです。」
「ありがとう。」
じゃあねって俺らに手を振って
壱馬くんと一緒に家を出ていったAちゃん。
2人を見送ってリビングに戻った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 765人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まゆ(プロフ) - もう何もかも本当に面白かったです！信じてもいいですか？でまたお会いしましょ！！本当にお疲れ様でした！ (2020年12月21日 1時) (
レス) id: 008e596ad3 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 完結おめでとうございます！特別編も併せてキュンキュンしましたー！お疲れ様でした！いつも楽しいお話ありがとうございます！！ (2020年12月20日 23時) (レス) id: 1dc1001608 (このIDを非表示/違反報告)
ariariarl(プロフ) - Megさん» 改めて完結おめでとうございます！このカップル大好きすぎて、特別編も楽しすぎました！！最後まで楽しいお話をありがとうございました！他の作品も楽しみにしてます！！！ (2020年12月20日 23時) (レス) id: 36c91f82c4 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - Megさん！更新嬉しいです！もうめっちゃ可愛い！三人衆がたまりませんわ(≧∀≦)素敵なクリスマスを過ごせた2人も可愛くて…。特別編読めて嬉しいです。ありがとうございます(^^)他の作品も楽しみにしてます！ (2020年12月20日 22時) (レス) id: 6d47f053fa (このIDを非表示/違反報告)
tomato(プロフ) - Megさん» 特別編ありがとうございます(^_^) 初めての夜、どきどきしちゃいました。もう更新されないのが寂しいですが、他の作品にもお邪魔してみようと思いますので頑張ってください！！！ (2020年12月20日 21時) (レス) id: e0ddc1a663 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Meg
| 作成日時：2020年12月11日 20時
