127 壱馬side ページ27
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校門の前に立っていると目立つのか人集りが出来た。
気まずいから早く来てくれ…。
そう願っていると、
Aちゃんではなく、
Aちゃんの友達が大人数で現れた。
俺を見るなりニコッと微笑んだ遥香ちゃん。
少しすると遥香ちゃんが、
Aちゃんの名前を呼んだ。
そして俺を見たAちゃんは
驚いて目がまん丸だった。
壱馬「会いたいってLINEしたんだけど。」
「っ！そ、それは…そ、その…。」
壱馬「樹くんに相談してから
返信しようかと思ったって？」
「…うん。」
壱馬「ふっ。だろうなと思った。
だから待てなくて会いに来た。」
「っ！」
やっぱりな。
何でもかんでも樹くんを頼るのはどうかと思うぞ？
まぁ昔からそうだから仕方ないんだろうけど。
賑やかなこの場所から早く離れたくて、
行こっかってすぐに歩き出した。
ある一定の距離を保って
後ろを歩いてくるAちゃん。
警戒しすぎじゃね？笑
「ね、ねぇ…」
壱馬「ん？」
ねぇって言われて振り向いた。
「行きたいところってどこ？」
壱馬「あぁ。約束したじゃん。」
「へっ？約束？」
壱馬「えっ？忘れたの？」
「…。」
壱馬「麻婆豆腐。
一緒に食いに行く約束したじゃん。」
「えっ？いつの話してんの？」
壱馬「いーの。」
「ふふっ。」
壱馬「いいから、行こっ。」
「えっ…。」
少し後ろを歩くAちゃんに
隣に来て欲しくて手を差し出した。
一瞬固まったAちゃん。
「いい。」
壱馬「ふっ。笑」
俺の手を無視して先に行こうとしたAちゃん。
その反応が可愛くて笑ってしまった。
Aちゃんの横に並んで同じペースで歩いた。
俺の話すことに、
うんとしか返事をしないAちゃん。
前もギクシャクしてた時期があったなぁー。
でも今は無理にあれこれ話す必要はない。
別に沈黙が辛いとも思わない。
あまり話すことなく目的の店に着いた。
壱馬「どれにする？」
「どのくらい辛いの？」
壱馬「んーレベル3は普通に美味かった。」
「ふーん。じゃあレベル3にしてみようかな。」
壱馬「えっ？いいの？そんなに辛くないよ？」
「うん。食べたことないから、まずはこれで。」
壱馬「そっ？じゃあ俺レベル5で。」
レベル3とレベル5お願いしますって頼んだら、
本当に大丈夫ですか？って確認されて一緒に笑った。
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まゆ(プロフ) - もう何もかも本当に面白かったです！信じてもいいですか？でまたお会いしましょ！！本当にお疲れ様でした！ (2020年12月21日 1時) (
レス) id: 008e596ad3 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 完結おめでとうございます！特別編も併せてキュンキュンしましたー！お疲れ様でした！いつも楽しいお話ありがとうございます！！ (2020年12月20日 23時) (レス) id: 1dc1001608 (このIDを非表示/違反報告)
ariariarl(プロフ) - Megさん» 改めて完結おめでとうございます！このカップル大好きすぎて、特別編も楽しすぎました！！最後まで楽しいお話をありがとうございました！他の作品も楽しみにしてます！！！ (2020年12月20日 23時) (レス) id: 36c91f82c4 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - Megさん！更新嬉しいです！もうめっちゃ可愛い！三人衆がたまりませんわ(≧∀≦)素敵なクリスマスを過ごせた2人も可愛くて…。特別編読めて嬉しいです。ありがとうございます(^^)他の作品も楽しみにしてます！ (2020年12月20日 22時) (レス) id: 6d47f053fa (このIDを非表示/違反報告)
tomato(プロフ) - Megさん» 特別編ありがとうございます(^_^) 初めての夜、どきどきしちゃいました。もう更新されないのが寂しいですが、他の作品にもお邪魔してみようと思いますので頑張ってください！！！ (2020年12月20日 21時) (レス) id: e0ddc1a663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meg
| 作成日時：2020年12月11日 20時
