58 壱馬side ページ8
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「ごめん。無理。」
壱馬「えっ?」
「む、無理。」
壱馬「ん?」
スっと立ち上がったAちゃん。
どした?って言って
Aちゃんの顔を覗くと真っ赤になっていた。
壱馬「えっ?笑」
「ごめん。こういうの無理。」
壱馬「ふっ。ごめんごめん。」
俺のほうを見ずに
床にストンと腰を下ろしたAちゃん。
へぇー意外。
こんなに赤面して照れるなんて。
なんか可愛いなぁー。
Aちゃんのいなくなったソファに横になった。
「ずっと…小学校の頃から女子校だったから。
男の人も樹か樹の友達くらいしか
近くにいなかったし。そういうのに免疫ないの。」
壱馬「へっ?免疫?」
「話す程度なら樹の男友達と
関わってたから全然平気。
樹のお友達はよく泊まりにも来てたし、
この家には自分一人だけの空間もあるし。
だから一緒に暮らすことは平気。でも…」
壱馬「でも?」
「壱馬くんに触れられるのは…嫌なの。」
壱馬「……。」
「ごめん…。」
壱馬「……ごめん。」
「はっ!違うの。ご、ごめん。
熱ある人にこんなこと言って…。」
壱馬「ううん。大丈夫。」
「…。」
壱馬「部屋戻るわ。」
「…。」
…俺…何やってんだろ。
何浮かれてんだろ……。
…熱でどうにかしてるわ。
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れお(プロフ) - Megさん» ありがとうございます!楽しんで見させて頂きました! (2020年12月7日 22時) (レス) id: edb2b83ba4 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - れおさん» コメントありがとうございます!!更新少しですがしました。ぜひ続きも読んでください。 (2020年12月7日 18時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
れお(プロフ) - めっちゃ続き気になります!更新頑張ってください! (2020年12月6日 14時) (レス) id: edb2b83ba4 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ゆえさん» ありがとうございます!!素敵かどうかは自信があまりないのですが、これからもドドーンと更新できるように頑張りますので読んでくださいねー!! (2020年12月5日 17時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ariariarlさん» ありがとうございます!!これからもバンバン更新出来たらと思ってますので読んでください!!今回も波乱の予感なので!笑 (2020年12月5日 17時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Meg | 作成日時:2020年11月29日 23時