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「仲直りしなかったら
どうするつもりだったんだろ?」
壱馬「無理やりにでも
連れて帰ろうとするんじゃね?」
「えっ?」
壱馬「まっ、無理やりにでも仲直りしてたけどね。」
「仲直りって無理やり出来るもの?」
壱馬「んー…無理してでも
Aちゃんがいて欲しいってこと。」
「……ありがと。」
壱馬くんに言われる優しい言葉がものすごく嬉しい。
ぎゅっと胸が締め付けられて辛いけど、
それと同じくらい温かい気持ちになる。
北ちゃんと遥香さんと合流した。
北ちゃんと壱馬くんが荷物を持ってくれた。
遥香「また家出したら遊びに来ていいからね。」
「ありがとう。」
北人「もう家出なんてさせませーん。」
A・遥香「「ふふっ。」」
遥香さんと別れて、家へ帰った。
先に家の中に入っていく壱馬くんと北ちゃん。
私…本当に帰ってきていいのかな…。
北人「おかえりなさい。」
壱馬「おかえり。」
「ふふっ。ただいま。」
2人にただいまって言って、家の中に入った。
数日だけなのに、懐かしく感じる。変なの。
「あっ、やっぱりタマゴ賞味期限切れてる。」
北人「嘘?知らなかった!」
壱馬「えっ…朝食ったよね?」
北人「……で、でも下してないし。大丈夫だよ!」
壱馬「あっ、イタタタタ……。」
わざとらしくお腹を抑えながら
イタタタタと言った壱馬くん。
そんな壱馬くんを見て北ちゃんと笑った。
こんな冗談言うんだね。
私たちが笑ってるのにつられて、笑った壱馬くん。
みんなで笑っていられることが何よりも幸せだ。
夜、樹に電話をして家に帰ってきたことを伝えた。
よかったって安心された。
久しぶりに慣れたベッドで寝たらぐっすり眠れた。
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れお(プロフ) - Megさん» ありがとうございます!楽しんで見させて頂きました! (2020年12月7日 22時) (レス) id: edb2b83ba4 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - れおさん» コメントありがとうございます!!更新少しですがしました。ぜひ続きも読んでください。 (2020年12月7日 18時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
れお(プロフ) - めっちゃ続き気になります!更新頑張ってください! (2020年12月6日 14時) (レス) id: edb2b83ba4 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ゆえさん» ありがとうございます!!素敵かどうかは自信があまりないのですが、これからもドドーンと更新できるように頑張りますので読んでくださいねー!! (2020年12月5日 17時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ariariarlさん» ありがとうございます!!これからもバンバン更新出来たらと思ってますので読んでください!!今回も波乱の予感なので!笑 (2020年12月5日 17時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Meg | 作成日時:2020年11月29日 23時