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有剣･佐智雄「「……。」」
仁川「おーい。佐智雄ぉー。小田島ぁー。」
志田「どした？2人とも。固まって。」
沢村「なんかあったか？」
見入ってしまった。
本来なら助けに行くべきなのに。
気付いたら横にみんながいた。
みんなに返事をするでもなく前を見てると、
みんなが、ん？って言いながら同じ方向を見た。
仁川･志田･沢村「「「えっ！！！」」」
目の前で繰り広げられてる喧嘩…。
綺麗な黒髪をなびかせながら、
繰り出されるキックにパンチが
男たちに的確に当たる。
いつものAちゃんとは別人のように
…冷たい目をしていた。
そんな彼女から目が離せなかった。
瞬きすらもったいないと感じるくらい。
唯「あっ！お兄ちゃん！！」
唯ちゃんが佐智雄に気付いて、こっちを見た。
男「っ！！」
志田「はーい。そこまで。
まだ遊びたいって言うなら俺らが相手してやるよ。」
男「っ！！」
あいつら鳳仙だ！
って俺らを見て一目散に逃げていった男たち。
唯「お兄ちゃんっ！！」
佐智雄「唯。大丈夫か？」
唯「うん。」
佐智雄に近づいてきた唯ちゃん。
怖かったようで少し震えていた。
唯「あの人が助けてくれたの。」
佐智雄「……あぁ。」
佐智雄と唯ちゃんを見てAちゃんが微笑んだ。
さっきまでの冷たい目が
嘘かのようにいつもの優しい目をしていた。
「無事で良かったね。」
佐智雄「助かった。ありがとう。」
「いいえ。大事な妹さんに怪我がなくて良かった。
じゃあね。唯ちゃん。」
唯「ありがとう…。」
─────────────
作者より
覚えてますか？BARでAちゃんが唯ちゃんを助けた時の佐智雄の言葉。
あの時、また助けてもらったなって言ってたんです。
そう。これが1回目！笑
唯ちゃんを助けたのはBARの時だけじゃなかったんですよ！！
ってどうでもいいか。
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うに - 今更ながら読ませていただきました…笑 みんなの特徴捉えてて最高です！！轟くんがもう最高ですね、面白い小説をありがとうございます！！ (7月23日 17時) (
レス) @page18 id: 67c9f38a7a (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - すっごい面白かったです！ 今度は小田島くん落ちのを書いていただけると嬉しいなぁ (2021年12月15日 2時) (レス) @page45 id: c5820b78bf (このIDを非表示/違反報告)
さ??♀?(プロフ) - Megさん» 読みました。最高。妹居るとか萌えますねんふふ (2021年8月13日 6時) (レス) id: 3171887382 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - さ??♀?さん» コメントありがとうございます。もし良かったら、非表示にしていた続きを数日だけ公開するので、読んでみてください。お気に召すかはわかりませんが汗 (2021年8月13日 0時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
さ??♀?(プロフ) - やばいです。めっちゃ感動して一気に読みました。三時に寝ました。寝不足です笑。轟の時々の甘さがもう最高。何回も思い出してにやけてしまいます。 (2021年8月11日 11時) (レス) id: 3171887382 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meg
| 作成日時：2020年9月9日 20時
