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あれから10日は経ってる。
もう会えないんだと諦めていた。
俺の人生最大の恋愛はこれで終わり。
告白すらしてねぇーのに。
告白してねぇのにキスは順番が違ったな。
有剣「今日唯ちゃん来るんだろ？」
佐智雄「あぁ。学校まで迎えに行くって言ったら、
来んなって言われた。」
有剣「ふっ。あの学校に迎えに行ったら
注目の的だろうな。」
佐智雄「…あぁ。」
珍しく佐智雄が妹と待ち合わせをしているらしく、
どことなくお兄ちゃんの顔をしている佐智雄は
いつもと違って見える。
佐智雄「お前は？」
有剣「へっ？」
佐智雄「この前の女。もういいのか？」
有剣「いいかどうか言われてもねー。」
良くねぇ。でも仕方ない。
俺が決めることじゃないし。
佐智雄と公園を通ったけどやっぱりいなかった…。
佐智雄「会いに行けばいいだろ。」
有剣「ふぇっ？」
佐智雄「本気なら学校にでも行けばいい。」
有剣「ふっ。注目浴びたくねぇよ。」
佐智雄「まぁ、そうだな。」
1度考えたことはある。
学校で待ち伏せしてたら会えるんじゃないか。
でも…鳳仙を怖がって近寄らない学校だ。
そんな所に行ってAちゃんに会ったら、
Aちゃんが困る。
？「困ってるんだから、辞めなってば！！」
？「うっせーな。おめぇに関係ねぇーだろ！
黙ってろよ！」
？「関係なくない！！
困ってる子は見捨てられるわけないでしょ！！」
？「んだとゴラァ！！」
佐智雄･有剣「「あっ…。」」
佐智雄の妹との待ち合わせ場所が見えた。
そこには男たちに絡まれて怯えてる唯ちゃんと、
それを助けようとする
……Aちゃんの姿があった。
早く助けに行かなきゃ。
俺も佐智雄を急いで駆け寄った。
男「うるせー女だな！このやろー！黙ってろ！！」
「痛っ！」
有剣「っ！！」
Aちゃんが男に顔を殴られた。
怒りが湧いてきた。
あいつら許さねぇ。
「……ったいなぁ…。
おい！女の顔、傷つけんじゃねーよ！」
男「あぁ？…っ！！」
目の前の光景に驚いて足を止めてしまった。
顔を殴った男を殴り返してた。
しかもその男は尻もちまでついて驚いていた。
有剣･佐智雄「「……。」」
「許さない。あんたら全員許さない！！」
初めてみるAちゃんの姿…。
男が倒れたのを見て、
仲間もAちゃんに殴りかかろうとしていた。
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うに - 今更ながら読ませていただきました…笑 みんなの特徴捉えてて最高です！！轟くんがもう最高ですね、面白い小説をありがとうございます！！ (7月23日 17時) (
レス) @page18 id: 67c9f38a7a (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - すっごい面白かったです！ 今度は小田島くん落ちのを書いていただけると嬉しいなぁ (2021年12月15日 2時) (レス) @page45 id: c5820b78bf (このIDを非表示/違反報告)
さ??♀?(プロフ) - Megさん» 読みました。最高。妹居るとか萌えますねんふふ (2021年8月13日 6時) (レス) id: 3171887382 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - さ??♀?さん» コメントありがとうございます。もし良かったら、非表示にしていた続きを数日だけ公開するので、読んでみてください。お気に召すかはわかりませんが汗 (2021年8月13日 0時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
さ??♀?(プロフ) - やばいです。めっちゃ感動して一気に読みました。三時に寝ました。寝不足です笑。轟の時々の甘さがもう最高。何回も思い出してにやけてしまいます。 (2021年8月11日 11時) (レス) id: 3171887382 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meg
| 作成日時：2020年9月9日 20時
