鬼邪高校に平和が！？【4】

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唯「でも、びっくりしちゃった。」


「何が？」


唯「小田島くん。別れたんだね。」


「あーうん。」


唯「お似合いだと思ってたんだけどなぁー。」


「言っとくけど、今の人もびっくりするくらいお似合いだから！」


唯「ふふっ。その返し、Aちゃんらしい。笑」



お待たせ致しました。

って注文していたカフェオレがテーブルに置かれた。



唯「いいなぁ同じ学校。」


「そう？」


唯「だって毎日会えるしずっと一緒にいられるし。」


「あー。毎日朝一緒に本を読むのは日課だけど、ずっと一緒にはいないよ？」


唯「そうなの？」


「うん。そこは付き合ってても変わらないかなぁー。」


唯「Aちゃんの彼氏、気が気じゃないだろうね。」


「えっ？何で？」


唯「だって男子校で唯一の女子なんでしょ？いつも一緒にいるのも男子なんだもんね？」


「うん。」


唯「嫌がらない？」


「…さぁ？」


唯「他の男の人の話されるのも嫌っていう男の人なんて普通にいるよ？」


「そうなの？唯ちゃんの彼氏もそんな感じ？」


唯「違うと思うけど、あまり話さないかな。でもAちゃんは周り全員男子だから。取られたらどうしよう！って不安になってたりしないのかな？って思って。」


「んー…大丈夫だと思うけどね。」


唯「だって団地に住んでた時から仲のいい人といつも一緒にいるんでしょ？」


「うん…。」


唯「不安になってるかもよ？」



「……そういうもんなのかな？週一回は一緒にお昼ご飯は食べるんだけどねー。」


唯「少なくない？」


「ん……。」





轟くんってどう思ってるんだろ？


付き合ってからも普通に楓士雄たちのところに

いる時間の方が長いだろうし…。


嫌って言われてないから気にしなかったけど、

轟くんって嫌とか素直に言うタイプじゃないか。


でも楓士雄たちのところに行ったら嫌だ

って言われたら、居場所なくなるなぁ…。



轟くんたちの時間を邪魔したくないし…。

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