159 轟side ページ9
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轟「……。」
美味しい？って聞いてきたら、
あぁって答えられるのに、
聞いてこないで普通にモグモグ食べている。
1口食べたら聞いてくると思ったのに。
しつこい女なんだろ？聞けよ。
いつもみたいにニコニコしながら。
「ん？」
轟「いや………美味いな…。」
「ふふっ。いえーい。」
ガッツポーズをしたAの方を見ると
目が合って微笑まられた。
「あえて美味しい？って聞かなかったの！そしたら轟くんなんて言うかなってずっとワクワクしてた。笑」
轟「……ふっ。」
まんまとはめられたって訳か。
轟「変な知恵付けんなよ？」
「はーい。ふふっ。」
轟「こんな美味いもん、清史達は食べたんだな。」
「ん？あーお弁当？あれは結構手抜きをしたけどね。」
轟「……。」
手抜きだとしても
俺よりもあいつらの方が先に手料理を食べたわけだ。
ってこいつのことになると心が狭くなる…。
「あっ！ねぇ、週に1回。一緒にお昼ご飯食べるなんてどう？作ってくよ。」
轟「……。」
なぜ週1だ？
「本当は毎日でもいいんだけどね。でも芝マンと辻から轟くん奪ったら可哀想じゃん？だから週に1回。ダメ？」
轟「…あぁ。」
「あぁってどっち？ダメなの？いいの？」
轟「いい。」
「いいって？嫌だってこと？それともOKってこと？」
轟「…だから、週に1回一緒に飯を食おうと言ってるんだ。」
「ふふん。決定だね。笑」
轟「……。」
また、はめられた気がする。
ジロっと睨むとニィって笑ったAを見て、
まぁいいって気持ちになった。
変だな。俺。
こんな気持ちになるなんて初めてだ。
「じゃあね。」
轟「あぁ。」
ご飯を食べ終え、Aの家を出た。
この俺様が振り回されるなんて…誰が想像したよ。
でも…悪くねぇな。
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うに - 今更ながら読ませていただきました…笑 みんなの特徴捉えてて最高です！！轟くんがもう最高ですね、面白い小説をありがとうございます！！ (7月23日 17時) (
レス) @page18 id: 67c9f38a7a (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - すっごい面白かったです！ 今度は小田島くん落ちのを書いていただけると嬉しいなぁ (2021年12月15日 2時) (レス) @page45 id: c5820b78bf (このIDを非表示/違反報告)
さ??♀?(プロフ) - Megさん» 読みました。最高。妹居るとか萌えますねんふふ (2021年8月13日 6時) (レス) id: 3171887382 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - さ??♀?さん» コメントありがとうございます。もし良かったら、非表示にしていた続きを数日だけ公開するので、読んでみてください。お気に召すかはわかりませんが汗 (2021年8月13日 0時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
さ??♀?(プロフ) - やばいです。めっちゃ感動して一気に読みました。三時に寝ました。寝不足です笑。轟の時々の甘さがもう最高。何回も思い出してにやけてしまいます。 (2021年8月11日 11時) (レス) id: 3171887382 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meg
| 作成日時：2020年9月9日 20時
