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98 楓士雄side ページ48

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楓士雄side



Aは俺が守る。昔からそう決めていた。


あいつのお兄さんからも頼まれていた。


俺がいない時に何かあったらAを守ってくれと。



そしてガキの頃から仲良かった新太が

そこにいることを知って…

…俺は2人を連れ戻しに行くと決めた。



仲間は何があろうとぜってー見捨てねぇ。



意を決してアジトである絶望団地に向かった。



楓士雄「……。」



一人で行こうとしたら、みんなが待っていた。


一緒に行くと着いてきてくれたみんな。




抜け駆けすんなって言われて、気付いた。


あーこいつらも仲間か。



轟「今回はお誘い無しか。鳳仙の時は泣きついてきたくせに。」


楓士雄「ふっ。行くぞ。」



みんなで歩き出した。



楓士雄「なぁドロッキー。」


轟「……。」


楓士雄「Aのこと、頼んだわ。」


轟「あぁ?」


楓士雄「ダチを助けなきゃいけねー。だからAはドロッキーに頼んだ。」


轟「ふっ。言われなくてもあのバカは俺が助ける。」


楓士雄「ドロッキー。あいつバカじゃねぇ。Aだ。」


轟「…わかってる。」



絶望団地に着くと反対側から鳳仙が歩いてきた。



ここは俺らがやるって言い合ってると、

司が一緒に行けばいいだろって言った。



それもそうだな。



楓士雄「どうする?さっちー。」



拳を突き出してさっちーを見た。



一歩一歩ゆっくり俺の方に近寄ってきたさっちー。



俺の拳を自ら胸にドンッとぶつけ、

俺の胸に拳を当ててきた。



佐智雄「その呼び方、やめろ。」



ニヤッと笑ったさっちーを見て、俺も笑った。



やっぱこいつ良い奴だ。



血だらけの制服を羽織ったさっちー。



キドラにやられたやつの制服だろう…。




柵をこじ開けて絶望団地に入った。

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設定タグ:HiGH&LOWTHEWORST , 轟洋介/花岡楓士雄/高城司 , RAMPAGE   
作品ジャンル:恋愛
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Meg(プロフ) - ぽんちゃんさん» ありがとうございます!!少しですが更新したので読んでください。 (2020年8月27日 18時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ゆらさん» コメントありがとうございます!できる限り更新頑張ります!ドドーンとできる時はしますね!楽しみの一つにこんな駄作を選んでくれてありがとうございます!! (2020年8月27日 18時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - すごく好きです!!更新楽しみに待ってます(^^) (2020年8月26日 0時) (レス) id: 6d47f053fa (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - お忙しい中での更新とは思いますが、早く続きをドーーーンと読みたいです。私も1日の楽しみの一つです! (2020年8月25日 21時) (レス) id: e074969c64 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - #日舞涼さん» ありがとうございます!駄作なのに読んでくれて感謝です!!オチがご希望に添えないかもしれませんが、気が向いたらまた読みに来てくださいね!! (2020年8月25日 21時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Meg | 作成日時:2020年8月21日 21時

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