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ブラブラと歩き回ってたら

いつの間にか辺りは暗くなっていた。



「あっ、唯ちゃ……えっ…」


佐智雄の妹を見つけて駆け寄ろうとしたら、

ガラの悪い男の人に連れられ

どこかへ行ってしまった。



付き合ってる人じゃないだろう。


唯ちゃんの顔が強ばっていたから。



気になって後を付いて行った。




……どこここ?


人影の少ない薄暗い場所に、

今もやってるのか分からないBARがあった。



トントンっ



「っ!!」



後ろから肩を叩かれてビクッとした。


振り向くと知らない男の人がいた。



男1「うわ、可愛い。」


「…。」


男1「ねー手っ取り早く小遣い稼ぎ出来るバイトあるけどどう?」


「…えっ…。」


男1「君の可愛さならすぐに儲けられるよ。」


「……どんな仕事…ですか?」


男1「簡単な仕事だよ。気になるなら着いてきなよ。」


「……。」



BARの中においでと手招きされた。



階段を降りると薄暗い狭い通路に人が立っていた。

ジロジロと舐め回すように見られて不快だ。



目のイッちゃってる女の人がいたり、

…明らかに怪しい。



チラッとドアの開いている部屋を見ると、

そこに唯ちゃんがいた。



私と目が合って、えっ!って驚いた唯ちゃん。


唯ちゃんを見て軽く微笑んで、

男の後ろについて行った。



男1「まぁここに座ってよ。」


「…はい。」



誰もいない部屋に連れてこられ、ソファに座った。


男も隣に座った。


距離感がものすごく近くて

肌が密着している…不快だ。



肩に腕を回され離れたくても離れられない…。



男1「髪綺麗だね。」


「……。」


私の髪を少し摘んで

自分の鼻に近づけて匂いを嗅がれた。



気持ち悪い…。


今すぐ髪を洗いたい気分だ。



「で?仕事って?」


男1「あぁこれを欲しいって人に渡してお金を貰ってくるだけの簡単な仕事。」


「…。」



見せられたのはレッドラムだった。


唯ちゃん…大丈夫かな…。

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設定タグ:HiGH&LOWTHEWORST , 轟洋介/花岡楓士雄/高城司 , RAMPAGE   
作品ジャンル:恋愛
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Meg(プロフ) - ぽんちゃんさん» ありがとうございます!!少しですが更新したので読んでください。 (2020年8月27日 18時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ゆらさん» コメントありがとうございます!できる限り更新頑張ります!ドドーンとできる時はしますね!楽しみの一つにこんな駄作を選んでくれてありがとうございます!! (2020年8月27日 18時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - すごく好きです!!更新楽しみに待ってます(^^) (2020年8月26日 0時) (レス) id: 6d47f053fa (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - お忙しい中での更新とは思いますが、早く続きをドーーーンと読みたいです。私も1日の楽しみの一つです! (2020年8月25日 21時) (レス) id: e074969c64 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - #日舞涼さん» ありがとうございます!駄作なのに読んでくれて感謝です!!オチがご希望に添えないかもしれませんが、気が向いたらまた読みに来てくださいね!! (2020年8月25日 21時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Meg | 作成日時:2020年8月21日 21時

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