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53 轟side ページ3

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轟side


朝の日課…のはずが、

いつもの時間にあのバカが来ない。



まぁ別にいい。



1人で本を読み進めていた。





「…おはょ……。」



来たか。


いつもうるさいバカが今日はやけに静かだ。


とぼとぼと俺の前に来たバカ。




「轟くん…。」


轟「……。」



「…ソファ貸して。」


轟「っ!おい!!」


「…。」



何を言ってるのか分からず、

無視して本を読んでいるといきなり横になった。



俺の膝枕で。



いきなりのことでどうしたらいいか分からず

固まってしまった。


…俺としたことが。



払い落とすことは簡単なのに、

なぜか払い落とせずにいた。



「……ふぅ…。」



轟「……おい。いい加減に……っ!」


「……。」



俺の膝の上に頭を乗せて

目を瞑ってるバカの身体が熱い。



顔を見ると明らかに赤い。



轟「おい。」



「………ん?」


轟「はぁ…熱あんだろ。」



「……わかんない。」



自分が熱出てるかすら

分からないバカなのか、お前は。



そっとバカのおでこに手をやると、

やかんのお湯が沸騰するんじゃないか

ってくらい熱かった。



「轟くんの手冷たくて気持ちいい。」


轟「…。」




清史「おーい!轟ぃー!っ!!お、おい!な、な、な何してんだよ!!」


轟「…チッ。」



放送室に学校一うるせー清史が入ってきた。


俺の膝の上で眠るバカを見て

余計大きい声を出しやがった。

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設定タグ:HiGH&LOWTHEWORST , 轟洋介/花岡楓士雄/高城司 , RAMPAGE   
作品ジャンル:恋愛
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Meg(プロフ) - ぽんちゃんさん» ありがとうございます!!少しですが更新したので読んでください。 (2020年8月27日 18時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ゆらさん» コメントありがとうございます!できる限り更新頑張ります!ドドーンとできる時はしますね!楽しみの一つにこんな駄作を選んでくれてありがとうございます!! (2020年8月27日 18時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - すごく好きです!!更新楽しみに待ってます(^^) (2020年8月26日 0時) (レス) id: 6d47f053fa (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - お忙しい中での更新とは思いますが、早く続きをドーーーンと読みたいです。私も1日の楽しみの一つです! (2020年8月25日 21時) (レス) id: e074969c64 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - #日舞涼さん» ありがとうございます!駄作なのに読んでくれて感謝です!!オチがご希望に添えないかもしれませんが、気が向いたらまた読みに来てくださいね!! (2020年8月25日 21時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Meg | 作成日時:2020年8月21日 21時

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