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楓士雄が眠たそうに渋そうな顔で私の方を見てきた。
楓士雄「…やっぱお前女だな。」
「はぁ?」
楓士雄「太ももに弾力がある。笑」
「……。」
楓士雄「ははっ。なんてな……ってイテっ!!」
ペシッと楓士雄の頭を叩いた。
イテって驚いて私を見る楓士雄と、大笑いしてる司。
司の笑い声につられて時間差で笑ったジャム男くん。
「それ私以外には言わない方がいいよ。」
楓士雄「イッテー。んなの、A以外の誰に言うんだよ!ったく。本気で叩くなよな。」
「ふふっ。笑」
楓士雄は楓士雄のままだ。
司「てか忘れてたけど、元気になったのかよ?」
「うん。楓士雄の頭を思いっきり叩けるほど元気になりました。」
司「ふっ。よかったな。」
楓士雄「良くないだろっ!!」
司・A「「ふふっ。笑」」
「あっ、ジャムパンありがとね。今日食べてきた。」
ジャム男「あ、ありがとうございます。」
「久しぶりにジャムパン食べたら美味しかった。」
ジャム男「はい。あのジャムパンは格別なんです。もし良かったら今度また買ってきましょうか?」
「ううん。大丈夫。」
ジャム男「……はい。」
なぜか落ち込んだジャム男くん。
そんなジャム男くんを見て司が笑ってた。
清史「おい、楓士雄ぉー!!」
勢いよく屋上のドアが開いて
ぞろぞろと泰清一派の人たちが入ってきた。
立ち上がる楓士雄と司。
清史「おい!!……はっ、A……。」
泰志「おう。A。元気になったのか?」
「うん。おかげさまでね…………私邪魔?」
周りをキョロキョロと見渡すと清史と目が合った。
「ふふっ。」
清史「おっ……。」
立ち上がってドアの方に向かった。
昨日、家に行ったんだそ!
って言いたそうな清史を無視して。
「じゃあね。」
そう言って学校の中に入った。
私の前では喧嘩をしないようにしてくれているのか、
揉め事がない。
別に喧嘩してても気にしないんだけど…
私はどっちの味方とかでもないから居づらい。
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Meg(プロフ) - ぽんちゃんさん» ありがとうございます!!少しですが更新したので読んでください。 (2020年8月27日 18時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ゆらさん» コメントありがとうございます!できる限り更新頑張ります!ドドーンとできる時はしますね!楽しみの一つにこんな駄作を選んでくれてありがとうございます!! (2020年8月27日 18時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - すごく好きです!!更新楽しみに待ってます(^^) (2020年8月26日 0時) (レス) id: 6d47f053fa (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - お忙しい中での更新とは思いますが、早く続きをドーーーンと読みたいです。私も1日の楽しみの一つです! (2020年8月25日 21時) (レス) id: e074969c64 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - #日舞涼さん» ありがとうございます!駄作なのに読んでくれて感謝です!!オチがご希望に添えないかもしれませんが、気が向いたらまた読みに来てくださいね!! (2020年8月25日 21時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Meg | 作成日時:2020年8月21日 21時