鬼邪高校に平和が！？【2】

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な、な、名前を呼ばれた！


と、と、と、轟くんに名前を呼ばれた！！！



夢みたいだ。


嘘のようだ。


幻かもしれない。




驚きすぎてドアが閉まったあとも

しばらく固まってしまった。




轟くんが名前を呼んだ。


お兄ちゃん。今日私の命日になりそうです。


お兄ちゃんのところに今から行きそうです。


でも…今は轟くんといたいので

しばらくお兄ちゃんには会えそうにありません。


やめておきます。



少ない気力で部屋の中に入った。


ストンと力が抜けて床に座り込んだ。



何あれ。不意打ちすぎる。



やばい。また熱が出そう。落ち着け。


顔が熱い。落ち着け。


心臓がバクバクしている。落ち着け。


こんな気持ち久しぶりだ。



お兄ちゃんみたいな人は

好きにならないと決めていたのに……ダメだ。



轟くんのことを

もっと、もっと…知りたいと思ってしまっている。



どうしよう…私……轟くんが好きだ。




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作者より
星が70を超えていて驚いています。
ありがとうございます！！
低評価でもいいと思ったんですけど、こんなにたくさんの人達に読んでもらえるなんて嬉しいです！！

その気持ちを、更新で表します！笑

(いやいや、理由なんて何でもいいんかい！って思わないでねw)

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