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.
「あの…もしもし。」
玲於〔はい…大丈夫？〕
「うん。もうお兄ちゃんなんて知らん。」
玲於〔ふっ。〕
「って言ってもベランダに出たんだけどね。」
玲於〔えっ？寒くない？〕
「大丈夫。それよりさっきはごめんね。」
玲於〔いや、大丈夫。〕
「…なんか久しぶりだね。」
玲於〔あーうん。〕
「ふふっ。声が聞けて嬉しい。」
玲於〔あっ…えっ…///〕
「あっ、ごめん。汗」
玲於〔いや、大丈夫。〕
「…。」
どうしよう…勢いで電話しちゃったけど…
何話そう…んー。どないしよ…汗
.
玲於〔あのさ、〕
「はい。」
玲於〔木曜日って予定ある？〕
「…昼頃までは仕事があるはず。」
玲於〔じゃあ夜ご飯…食べに行かない？〕
「…いいの？」
玲於〔えっ？〕
「いや…ほら…兄があれやから…
嫌われたと思って。」
玲於〔そんなことで嫌いにならないから。〕
「…そっか…よかった。
木曜日ええよ。楽しみにしてるね。」
玲於〔うん。〕
「ふふっ。ありがと。」
玲於〔うん。〕
「…。」
玲於〔…あと、あのさ…。〕
「ん？」
玲於〔いや、何でもない。
木曜日、俺も楽しみにしてるから。〕
「うん。」
玲於〔じゃ、龍友くんに悪いからこの辺で。〕
「ありがと。じゃあね。」
.
電話を切って振り向くと
ベランダの窓にピッタリと
顔をくっつけている兄…。
「ねー汚い。」
龍友「はぁ？どこがや。」
「脂…もう…。」
龍友「何でかなぁ？引き寄せられてん。笑」
「知らんわ。」
兄は嫌いじゃない。でも邪魔はされたくない。
今度の木曜日。やっと、2人でご飯に行ける。
これは絶対にお兄ちゃんには言わない。
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Meg(プロフ) - みんみんさん» まさかですよね。笑 世界観が好きだなんて！ありがとうございます！！頭おかしいので変なstoryしか作れませんけど、これからもぜひ見てください！ (2017年8月30日 6時) (
レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
みんみん - まさかの龍友くんがお兄ちゃんとかびっくり展開で早速面白いなーと思いました ！Megさんの世界観大好きです！こちらの更新も楽しみにしてます！ (2017年8月28日 9時) (レス) id: 276dfda3fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meg
| 作成日時：2017年8月16日 20時
