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愁平「俺…Aの歌ってる姿が好き。
歌声が好き。歌詞書いてる時の必死な顔が好き。
急に、今めっちゃいいメロディー浮かんだ！
ってぱぁっと明るくなるAが好き。
だから…下向くなよ。」
「…。」
愁平「なっ？」
「……愁平…」
愁平「ん？」
「それって…自分のため？それとも私のため？」
愁平「…。」
愁平がなんて言うか…そんなの分かってる。
3年も彼のそばにいたら…
何を思って何を考えてるか…分かるよ。
愁平「…2人のためだよ。」
「ふふっ。そっか。だよね…。」
ほらね。そう言うと思ってた。
「行ってきたらいいんじゃない？」
愁平「うん。」
「…やると決めたら、絶対曲げないんだから。
私がなんと言おうと行くんでしょ？」
愁平「うん。」
「行っておいで。」
愁平「ありがと。」
これでいいんだ。
いや…この答えしかないんだ。
愁平「…あのさ…。」
「ん？」
愁平「今、この気持ち…もうブレたくない。」
「うん。」
愁平「…だから……」
「…。」
嫌な予感しかしない…。
噴水の水がピタリと沈んだ。
私のいる世界が無音になった…。
愁平「別れよ。」
「…。」
愁平「このまま会い続けたら…
離れたくなくなるかもしれない。
決心したのに…心揺らいだら…
カッコ悪いっしょ？もう…会わない。」
「…。」
泣くな…。落ち着け。大丈夫。
私は…愁平の何が好き？
自分の夢にまっすぐ突き進んでる姿が
好きなんでしょ？
じゃあ…私に出来ることって…。
「…わかった。」
愁平「……ありがと…。」
「…ずっと応援してるから。」
愁平「うん。」
これでいいんだ。これで…。
愁平「A。」
「ん？」
愁平「愛してるよ。」
「うん。」
チュッ…。
優しいキスをして、ベンチから立った愁平。
元気でなって頭をポンポンとして…
…私の前から消えた。
歩く愁平の姿を私は見ることは出来なかった。
目の前にある噴水を見つめることしか…
出来なかった。
「…うぅ……ぅ……泣」
涙が…。
もういいよね？愁平…見てないもん。
ベンチから立ち上がることすら出来ず、
歩く人なんて気にもせずに…泣いた…。
涙が枯れ果てて、
もう涙が出なくなって…深呼吸をした。
愁平からもらったりんごジュースは…
温くなっていた…。
そんなに時が経ったんだ…。
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Meg(プロフ) - わかなさん» えっ？カナダ在住なんですか？すごっ！！ 実際に19歳のころにカナダに行ったんですよ！完結しました。短い作品でしたが読んでくださってありがとうございました！ (2018年4月29日 17時) (
レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
わかな(プロフ) - 愁平くんカナダいくよって書いてあった時叫びかけた 笑 (カナダ住み) 楽しみに読んでまーす。 (2018年4月29日 7時) (レス) id: 8a6c2a5abd (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - れっどあっぷるさん» ニヤニヤ要素ある？つまらんくても、書きたいからかくけどね！笑 リアルになってるかな？ここら辺からリアル感がなくなると思うよー！笑 勉強大変？頑張れー！！！ (2018年4月28日 19時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ありすさん» そこ、ぜひなんだ！笑 普通ことわるところ！笑 調子乗り始めてる人かぁ。へし折ろう！！笑 頭痛が痛い？← 溜め込まず発散しないとね！！ (2018年4月28日 19時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
れっどあっぷる(プロフ) - 全然！！ニヤニヤ要素やばいほどあるよ？やっぱり詳しく知ってる人が書くとリアルなのかなー笑笑もちろん、これからも見にくるよ！勉強の息抜き！！ (2018年4月28日 10時) (レス) id: 04a559371b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meg
| 作成日時：2018年4月18日 23時
