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愁平「にっしー、肉まんって言ってたっけ?」
「あんまん買ってっちゃお!笑」
愁平「いや、あいつなら
文句言いながらも食べるよ?」
「そっか…。キュウリまんとかないかな?笑」
愁平「それあったらいいのにね。笑」
「ないから、冷凍の肉まん買ってく?笑」
愁平「それもいいね。
頼まれてたものに違いはないしね。笑」
パシリに使ったから、
ちょっとした反抗をしたいけど…
結局可哀想だからやめようかってなって
普通に肉まんを買った。
隆に肉まんを渡して、
準備までの間、愁平との時間を過ごした。
愁平「Aはさ、オーディション受けないの?」
「…んー。」
愁平「負けてなんかないよ。にっしーに。」
「…。」
愁平「行きたい事務所のオーディション、
受けた方がいいよ?
やらないで後悔するのはもったいない。」
「…だよね。でも…。」
愁平「ん?」
「…もしだよ?もしオーディション受かって、
上京しますってなったら…」
愁平「…。」
「離れ離れになったら…私たちって終わる?」
愁平「終わんない。遠距離でもいいじゃん。
俺は背中を押せる彼氏でありたいし、
支えられる存在でありたい。
離れたって…気持ちがひとつなら離れてないよ。」
「……ん…。」
愁平「もっと自信もってよ。大丈夫だからさ。」
「…ん…考えとく。」
愁平「まぁ今は受験で頭いっぱいか。」
「うん。」
愁平は私と離れるの…寂しくないのかな…。
私は…想像しただけで寂しいのに…。
まだまだ私は子供なんだろうな…。
衣装に着替えてメイクして順番を待った。
私がステージに立つと、昔より歓声が上がる。
でもそれは“愁平と付き合ってる子”で
有名なだけなように感じてならない。
自分の出番が終わって、
二階席からステージを見てた。
愁平の歌ってる姿、踊ってる姿を目に焼き付けた。
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Meg(プロフ) - わかなさん» えっ?カナダ在住なんですか?すごっ!! 実際に19歳のころにカナダに行ったんですよ!完結しました。短い作品でしたが読んでくださってありがとうございました! (2018年4月29日 17時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
わかな(プロフ) - 愁平くんカナダいくよって書いてあった時叫びかけた 笑 (カナダ住み) 楽しみに読んでまーす。 (2018年4月29日 7時) (レス) id: 8a6c2a5abd (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - れっどあっぷるさん» ニヤニヤ要素ある?つまらんくても、書きたいからかくけどね!笑 リアルになってるかな?ここら辺からリアル感がなくなると思うよー!笑 勉強大変?頑張れー!!! (2018年4月28日 19時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ありすさん» そこ、ぜひなんだ!笑 普通ことわるところ!笑 調子乗り始めてる人かぁ。へし折ろう!!笑 頭痛が痛い?← 溜め込まず発散しないとね!! (2018年4月28日 19時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
れっどあっぷる(プロフ) - 全然!!ニヤニヤ要素やばいほどあるよ?やっぱり詳しく知ってる人が書くとリアルなのかなー笑笑もちろん、これからも見にくるよ!勉強の息抜き!! (2018年4月28日 10時) (レス) id: 04a559371b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Meg | 作成日時:2018年4月18日 23時