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不死川さんと一室 ページ16

「……そうかよ」

不死川さんはそう呟くと俯いた。


『不死川さん?行かないんですか?』
そういって顔を覗き込むと、両腕を壁に押し付けられた。



『し、不死川さん、どうしたんですか』
押さえつけられながら不死川さんを心配する。


「…これでも、信じてるって言えるかよ」
不死川さんは顔を近づけてきた。


少しでも動いたらおでこが触れるくらいに。



『…へ』



急に男らしく責められてどうしたらいいか分からず顔を赤らめた。


すると不死川さんはいきなり笑っておでこをくっつけた。


「ばーか。少しは警戒するんだなァ」

そういって部屋を出ていった。




『かっ…かっこよすぎでは…?』


落ち着いてから私もお風呂に入りに行った。



ーーーーーーーーーーーーーーー
『…あったかい』

中は貸切だった。もうみんな寝てる時間だから、
私しかいなくていい気持ちだった。

湯船に入りながら和んでいると、男湯と女湯の仕切りから人が吹っ飛んできた。


『!?』


よくみるとそれは玄弥だった。



運良く私の近くに落っこちてくるので受け止める。
『だ、大丈夫?』

玄弥に声をかけると、
「…に、兄ちゃん」


男湯のほうを見てそう言った。



なっ!!はち合わせてしまった…そりゃそうだ玄弥だってさっき宿に入ったんだから風呂に入ってるよね、もうばかなの!私…(※ばかです)


「俺に弟はいねぇ」


そういいながら前から不死川さんが歩いてきた。



『し、不死川さんまって!どうしたんですかいきなり』

「あ!?なんでおまえが…」

「…!!」

不死川さんと玄弥は私の方をみると顔を真っ赤にして倒れた。玄弥は私に寄っかかる体制になっただけだから大丈夫だけど、不死川さんは思いっきり頭を打っていた。


『え!?ちょっとしっかりしてください!!』



急いで宿の人を呼んできて、部屋へ寝かせてもらった。

すると、部屋が足りなくて困っている客が居たらしいので、私と不死川さんと玄弥が同部屋になった。


これ、相当まずい状態では?二人が起きたらここは戦場になる…まちがいなく。止められるかな私に…そう思っていると、先に玄弥が目を覚ました。


『あっ起きた?大丈夫?ほら水。』
そういって玄弥に水を渡すと


「だ、誰だお前」
水は受け取られずにそう言われた。


『え、えっと、覚えてないかな。最終選別で…』
えっと〜…と言いつつそういうと玄弥がはっとした。

不死川さんと玄弥と私→←夜遅くに



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作品ジャンル:アニメ
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美咲 - 完結してしまいましたね。悲しいです。めっちゃくっちゃ、キュンキュンしました。今まで、ありがとうございました🙇 (2022年2月19日 14時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
るん(プロフ) - 終わっちゃうんですか!? 悲しい、、、ものすごく面白くて大好きでした! これからも頑張ってください^^ (2020年12月6日 18時) (レス) id: c7e2e9d018 (このIDを非表示/違反報告)
義勇推し - ガーン 終わっちゃうの???がガーン 楽しみ、だったのに,,, 今まで、有り難うございました。 (2020年10月10日 19時) (レス) id: 5790125387 (このIDを非表示/違反報告)
ぬぬぬ(プロフ) - エリカさん» 最後まで読んでいただきありがとうございますっ!!雑な締め方したのにそれは最高に嬉しいですっっ愛してます!!!← (2020年4月23日 14時) (レス) id: 97efceda99 (このIDを非表示/違反報告)
エリカ - とても面白かったです!終わり方サイコー!愛してるっ!(←) (2020年4月23日 13時) (レス) id: d587067f73 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:maminako1214 | 作成日時:2020年4月13日 14時

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