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カナヲと友達になりたい ページ37

「はじめっ!!」


次は足がちゃんと動いて俊敏に動けた。
『………。』

足に力を入れてカナヲの手を掴み、
やった!と思ったのも束の間、

カナヲが足を滑らせて頭から落ちそうになった。
カナヲが受身を取るよりも先に私はカナヲを抱えた。

かっる!!うわ、お姫様が私の腕の中にいる!!
私が王子だよ!!結婚しよ!!!

『大丈夫?』

顔を覗き込み目を合わせると、

「…………。」


自分で立ち上がり、庭へ歩いていった。


後ろを追いかけようとアオイさんをみると、

「休憩にしますので、どうぞいってください。」


と言われた。

『ありがとうございます!!』


そういってカナヲちゃんのもとに行くと、
蝶と戯れていた。


『あ、の…?』

声をかけるとカナヲは硬貨を出して投げ、
キャッチして出た表面を見て、

私に言った。

「どうして私を抱えたの?…受身くらいとれたのに。」

と言われた。


『体が勝手にうごいちゃって…ごめんね?嫌だったかな』

そういって苦笑すると、

「…変な人。」


そういって少し笑い、縁側に座った。


かわいい!!!すき!!!!
私は隣に座って、カナヲに問いかけた。


『…さっき、どうして硬貨を投げたの?』


「指示されてないことはこれで決めるの。
気になったことをあなたに聞くか聞かないかを決めた。裏が聞かないで表が聞くだった。表が出たから聞いた。」


炭治郎にいっていたようなセリフをまるまるとカナヲは言った。


『自分で決めるのが苦手なの?』

そういうとカナヲが首を振って

「どうでもいいの。」



『…そっか。それいいね』


カナヲのほうをみて笑うと
カナヲは何が?というふうに首を傾げた。


『ちょっとそれ貸してくれる?』


「え?うん…あ」


私の問いに硬貨は投げずに答えたカナヲは
私に硬貨を渡した。


『投げて決めさせてよ!』


そういいながら私は庭に出て後ずさりながら言う。


「何を?」


『カナヲは、私と友達になってくれるか!』


そういって硬貨を投げる。


炭治郎のときのようには高くは飛ばずに、
私は直ぐにキャッチした。



『表にしよう。』


そういいながらカナヲに近づき、
硬貨に被せた手をどける。



「!」

『表だー!!』


カナヲと友達になれる!そう思い、
カナヲに硬貨を渡した。

『カナヲに友達になって欲しいって言っても、
きっと指示されてないことだし、聞き入れてくれないかと思ったけど、、どうかな?


カナヲの思うままに決めていいよ。』

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作品ジャンル:アニメ
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ひな - 炭治郎は自分のことを僕といいます。あと基本敬語です。キャラグダグダすぎです。 (2020年11月3日 1時) (レス) id: 5d92b1875f (このIDを非表示/違反報告)
柴犬 - 一話目のタイトルにツボっちゃった (2020年10月12日 1時) (レス) id: 1ea96b94e7 (このIDを非表示/違反報告)
ぬぬぬ(プロフ) - 花さん» ありがとうございますっ長いのに、読んでいただきありがとうございました!よかったら続編もよろしくお願いします! (2020年4月24日 13時) (レス) id: 97efceda99 (このIDを非表示/違反報告)
- いい作品ですね(*^^*) (2020年4月24日 12時) (レス) id: 411425b92f (このIDを非表示/違反報告)
ぬぬぬ(プロフ) - クロノ@気まぐれ更新さん» 錆兎が勘違いして謝るっていうのを書きたくて.....(笑)ここまで読んでいただきありがとうございます! (2020年4月14日 9時) (レス) id: 97efceda99 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:maminako1214 | 作成日時:2020年4月8日 20時

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