十人十色の恋心【RAB】

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そんな宣言からもう何日経ったか…
ありがたいことに毎日悩む暇がないぐらい忙しくて、、久しぶりに家に帰ってこれた





「はぁ………、つかれた……」






そう呟いて、ソファにダイブする
今にでも閉じそうな目でSNSを少し見る




「あっ……」


そこには楽しそうに踊ってる彼の動画
学業と両立しながら、好きなことに全力出せるなんて…ほんとにすごいなぁ…





龍くんに会いたいなぁ






そんなことを考えながらも、睡魔に負けて
目を瞑った瞬間、スマホが震えた


……さいあく、、仕事の電話かな……
勘を頼りにスマホを探し電話に出る






「……はい」

り『あ、いま大丈夫ですか？』

「ん？……え、龍くん？」

り『あ、そうです。急にすみません』







「え、どうしたの？？嫌なことあった？
も、もしかして脱退するとか？え、えなんだろう………」

り『うははは、落ち着いてください(笑)」





急な電話に焦ってる私を笑う龍くん





り『最近、RABハウスにもスタジオにも忙しくて来れてないので、元気かなぁって』

「そんな心配してくれてたの…？
うれしい、ありがとう」

り『それに、あいかさんにもっと普及したいアニメあるんですよ！！！』

「ぜったい目的それじゃん！！笑」




ばれました〜？？って電話越しに笑う声に
心があったかくなる、さっきまでの疲れが嘘みたい







「……でも、こうやって声聞けて嬉しい
ありがとうね、龍くん。」

り『えっ……… あいかさん』

「ん〜？どうした？」







り『……会いたいです』


『あの時からずっと会えてなくて、
さっき俺の動画にリアクションしてくれたのみたら、居ても立っても居られなくて…』


『俺、好きです。あいかさんのこと』





「りゅうくん…」









きっと、彼からの想いは気づいてたはずなのに
見て見ぬふりしてきた
ただ、そんなこと彼には関係なかった






り『…だから、ちょっとお疲れモードじゃないですか？いま。めちゃくちゃ心配してます。』






ただまっすぐに好きなものに好きと言える強さ







「……きっと私も龍くん不足」


り『へ？』


「龍くんに会いたいよ、わたしも」








り『…そのお願いを叶えられるように、早く大人になるんでもう少しだけ待っててください。』

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