08 曇りの日（橙） ページ20
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どんな姿のあなたとでも
そばにいたいと思う
「曇りの日」
「…よしっ、これで今日のするべきことは
全部片付けた！帰るぞ〜！」
今日も無事に仕事が終わり、
秋葉原へ頼んでいた物を取りにきて、
その用事も済んだところ
駅へ向かってる最中、
目の前には見覚えのある少し小さめの背中
「…ゾマさんだ」
バレないように後ろから声をかける
「ゾーマさん！」
ゾ「ん？………あ、あいかちゃんだ。元気？」
想像していた反応ではなく
いつもとは違い低いトーン…
ゾマさん、疲れてる？
「・・・・」
ゾ「え、どうかした？大丈夫？」
「え、あっ、私は大丈夫なんですけど
急にごめんなさい…、見つけて嬉しくなって…
声かけちゃいました」
何も悪いことをしていないのに
つい謝ってしまった
そんな私を見て
ゾマさんは困ったようにあたまをかく
ゾ「うわぁ〜、ごめんごめん。
俺、今そっけなかったよね…」
「いえいえっ！……ゾマさん、大丈夫ですか？」
ゾ「はははっ……心配まで、、ごめんね。
全然大丈夫だよ」
そうゾマさんは笑顔で答える
ただその笑顔で隠しきれていない違和感
ゾマ「…じゃ、おれはこれで」
「ま、待ってください！」
帰ろうとするゾマさんの腕を掴む
何やってあいかだろ、自分……
ただ、このまま彼をほっとけない
「……今日、時間ありませんか？
もう少し、ゾマさんといたくて…」
我ながら何言ってるんだろ…
暗い道で良かった、今顔を見られたら死んでしまう
ゾマさんは固まったまま動かない
数秒後、一つため息が聞こえ
ゾ「……それって、夜のお誘い？」
「えっ！！ち、違いますよ！！！」
ゾ「ハハハッ、うそうそ」
さっきとは違ういつもの笑い方
あ、やっぱりこの笑顔が一番似合う…
ゾ「でも、ありがとうね。空いてるよ、今日」
「わっ…、じゃご飯いきましょ！」
ゾ「おっけー」
くるっと大通りを戻るように2人で歩き出す
掴んでいた腕を離し、熱った顔を手で触る
ゾ「…あいかちゃん？」
「はい？」
ゾ「その顔…、俺には誘ってるようにしか見えないからね
覚悟しといて」
……あれ？
もしかしてもう元気になっちゃってる？
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ニジコ - 突然のコメント失礼します。いつも楽しく拝見させていただいてます。控えめに言って…最高すぎます！どの話もどストライク過ぎて大好きです。続きも楽しみにしています。 (10月24日 20時) (
レス) @page23 id: f905b9244c (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - すいませんもしも新しく夢小説を書くなら［黄色さん］が［夢主＋声優＋お嫁さん＋保護者認定夫婦］ 無理を承知にお願い致します｡ ずんたろすさんのオリジナル作品が見たいです フルメンバー登場 無理なら諦めます｡ ずんたろすさんの作品を病室で毎日見ていて (8月4日 10時) (レス) id: 135a20d426 (このIDを非表示/違反報告)
姫奈?(プロフ) - うわあぁ！箱推しのネス君最推しなのでめっちゃ好きです…！これからも応援しております！ (2023年3月28日 16時) (レス) @page14 id: 45ef6cd607 (このIDを非表示/違反報告)
ずんたろす(プロフ) - しゃーぷねすさん» いつも読んで頂きありがとうございます！白さんのお話はもう少し続くのぜひ楽しみにして下さい！ (2023年3月27日 0時) (レス) id: 8cca01985a (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぷねす(プロフ) - コメント失礼します…！書き方すごい好きでいつも見させてもらってます！個人的に白推しなのでありがたいです…！更新応援してます！ (2023年3月23日 0時) (レス) @page12 id: 57ae949fc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ずんたろす | 作成日時：2023年3月5日 14時
