【RAB】生涯かけて愛する沼を探し中！

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「‥俺も考えた、別れること

でも、みんなが止めてくれて助けてくれた

今度は俺が助ける番だと思ってます」





「…ワガママなってもいいんかな」

「いいんだよ」

「みんなに迷惑かけないかな……」

「かけていいんだよ」

「…彼女だって胸張って良い？」

「自慢の彼女だよ、世界一の」




ぎゅっと抱きつくとそれ以上に抱きついてくれる

もう離れるなんて無理だ

どんだけ覚悟を決めてもそこにある気持ちは無くならない

何があっても一緒にいたい







「もう離してやんないからね！」

「ウハハッ！何それ、束縛されちゃう感じ？w

俺こそ、離さないからね、しつこいよ俺〜


本当に大好きで仕方がないよ…」






バンッ！





ム「うわぁ〜〜、うまくいってよかったね！」

マ「ムラさん、邪魔になっちゃいますって！」



えっ！なんで……

拍手をしながらこちらに来るムラトミさん




「うわぁ〜、このままホテル行く予定だったのに

雰囲気ぶち壊しされた〜(笑)」

ム「キャッ！さすが、大人だねぇ〜」




ゾロゾロと入ってくるrootsの皆さん

驚きつつもドラゴンさんから離れると




あ「お、あんずちゃん。…良かったね」

「…あつきさん」




会うといつも相談に乗ってくれるあつきさん

優しく向けてくれる笑顔に我慢して涙が溢れる




あ「…空いてますよ、俺のここ笑」




そう指さしたのは自分の胸


いつもであれば断るけど、今日だけは……



ギュッ





あ「えっ」

「…わたし、あつきさんのことも大好きです。


いつも仕事のこと、恋愛のこと相談乗ってくれて

本当にお兄さんみたいに思ってま……す。

ううん、皆さんのこと大好きで………グスッ

今後も迷惑かけちゃうかもしれませんけど、、

よろしくお願いします……」





あ「…大丈夫、ドラゴンさんも俺たちもいるから」





優しく背中を撫でてくれるたくさんの手

大きさは違うけれど、あったかく頼もしい






あ「…で、そろそろ、彼氏さんの堪忍袋が」

「あっ、ごめんなさい！」

「…おれにもして」




ぶすっと拗ねるドラゴンさんに笑みが溢れる



ただ、もう少しワガママでいさせてね

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