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「で、なんでシャンプー買ったの？」
家に着くと上着を脱ぎながら聞かれる
答えず黙っていたら、またため息をついた
「なに、俺になんか隠し事あるの？」
「いや、そんな事じゃなくて……」
「俺に心配かけてまで欲しかった物なの？」
明らかにイライラしてるドラゴンさん
「…寂しかったから」
「え？」
「会えなくて寂しかったから、
同じシャンプー使ったら、ドラゴンさんと
いっしょにいる気分なれると思ったから！」
隠してもこれ以上嫌な気分にさせてしまうから
思っていたことを全部伝えた
ドラゴンさんは驚いた顔をした後、またため息
…本当に飽きられたかな
ちょいちょいと手招きをされ、前に座る
「あー、ごめん。俺大人気なくて
あんずが誰かに触られるのが嫌でイライラしてた
本当にごめん…
ただ、不安だから今後は一緒に行かせて？」
さっき掴まれた手を優しく撫でてくれる
私よりも私を大切にしてくれているんだな…
「私の方こそごめんなさい。
もっと、隆一さんの気持ち考えればよかった」
抱きつくとすぐに腕を回して抱き返してくれる
「…初めてのケンカだね」
「ケンカというより、私が単純に
隆一さんを嫌な気分にさせちゃっただけだよ」
「こんな嫉妬するのも、不安になるのも
あんずのことだからだよ」
「好きすぎてしあわせ」
パッと顔を見ると私の大好きな口元が緩んだ笑顔
本当は匂いじゃ足りない
この人のそばにずっといたい
「…ずっといっしょにいてもいい？」
ライブを見に行ってからずっと考えていた
この人の夢を壊すきっかけになっていないか
「ん？もちろん、俺もその気」
にこりと笑って、頭を撫でてくれた。
そんな私の暗い不安もすぐに取り除いちゃう
やっぱり、私のヒーローだ
「私もその気だよ、だいすき」
「不安？」
「不安だった、、けど、もう大丈夫」
「あんず、手出して」
そう言われて手を出すと右手の小指に
青い石がついたリングをつけてくれた
「え、？」
「プレゼント、ピンキーリング」
「うれしい…」
どんな高価なものよりかがやいてみえる
「不安にさせてごめんね。」
「…うん、、本当にありがとう」
キスをすると嬉しそうにまたキスをしてくれる
私も絶対幸せにしてしますからね、
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ずんたろす(プロフ) - 姫奈さん» コメントありがとうございます💕分かります！優しくてでも子どもらしいDRAGONさん本当良いです……… (2023年2月16日 20時) (
レス) id: 8cca01985a (このIDを非表示/違反報告)
姫奈 - いつも見させてもらってます！DRAGONさん良いですよね〜…( ˘ω˘) (2023年2月15日 20時) (レス) @page31 id: 45ef6cd607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ずんたろす | 作成日時：2023年1月13日 18時
