検索窓
今日:4 hit、昨日:47 hit、合計:10,703 hit

- ページ39

『お疲れ様でしたー!!』



そう言って足早に現場を離れる
うわぁ…もうこんな時間だ。開演間に合わないな



マ「あんずさん、急いで車で向かいましょう!
着替えの服は車に置いてあります!」
「ありがとうございます!」


今日はライブの日
私とドラゴンさんの関係を唯一知ってるマネージャーが、スケジュールを調整してくれて見に行けるようになった。


「じゃ出発します!」
「…マネさん、ありがとうね。代わりといっちゃなんだけど、仕事頑張ります」
「ハハハッ、あんずさんが喜ぶことであれば最優先だから、気にしなくていいですよ。
カモフラージュだけど今日は俺も一緒に楽しみます!」



…踊ってる姿楽しみだな
車に置いていた青色のニットに袖を通した。







-------







会場に着き関係者入り口から席へ案内された


す、すごい…!!
めっちゃ盛り上がってる、、、!!




ファンの皆さんの声援
生バンドの音
そして、何より舞台の中心に輝く彼ら



みんなの姿に圧倒され呆然と立ち尽くしていると



マ「よしっ!俺は応援する!!あつきさーん!」
「えっ、待ってよ!私もドラゴンさーん!」



マネージャーに後押しされて声をかけると
男性ファンは珍しいのかその声に反応して、あつきさんがこちらを向いてくれた。




「「あっ!!」」




私たちに気づいたらしく、アフロを指差している。




「あれ、いつもあつきさんはお会いしたら、アフロの調子どうかな?って聞いてくるんです笑」
マ「あぁ〜、だからだね笑」




ファンサをもらって嬉しそうなマネージャー




……羨ましい
気づいてほしくないけど、気づいてほしい






ただ、そんなこと考える暇なんてないほどかっこよくて
いつまにかMCの時間になっていた



楽しそうに話す皆さん
その中でこちらを指を刺して
自分のチェックシャツを指すあつきさん



「なにあれ?……ライトのことかな?」



元々青色だったものを赤色に変えていると、
何やらあつきさんがドラゴンさんに耳打ちをしてる。



ドラゴンさんはすぐにこちらを向き、
少しショックな顔をして自らのチェックシャツを指した



……うわ、はめたな



声を出さず腹を抱えて笑ってるあつきさん
あつきさんをたたきにいくドラゴンさん



….ほ、微笑ましい
あつどらだぁ………

-→←-



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
9人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ずんたろす(プロフ) - 姫奈さん» コメントありがとうございます💕分かります!優しくてでも子どもらしいDRAGONさん本当良いです……… (2023年2月16日 20時) (レス) id: 8cca01985a (このIDを非表示/違反報告)
姫奈 - いつも見させてもらってます!DRAGONさん良いですよね〜…( ˘ω˘) (2023年2月15日 20時) (レス) @page31 id: 45ef6cd607 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ずんたろす | 作成日時:2023年1月13日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。