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『お疲れ様でしたー!!』
そう言って足早に現場を離れる
うわぁ…もうこんな時間だ。開演間に合わないな
マ「あんずさん、急いで車で向かいましょう!
着替えの服は車に置いてあります!」
「ありがとうございます!」
今日はライブの日
私とドラゴンさんの関係を唯一知ってるマネージャーが、スケジュールを調整してくれて見に行けるようになった。
「じゃ出発します!」
「…マネさん、ありがとうね。代わりといっちゃなんだけど、仕事頑張ります」
「ハハハッ、あんずさんが喜ぶことであれば最優先だから、気にしなくていいですよ。
カモフラージュだけど今日は俺も一緒に楽しみます!」
…踊ってる姿楽しみだな
車に置いていた青色のニットに袖を通した。
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会場に着き関係者入り口から席へ案内された
す、すごい…!!
めっちゃ盛り上がってる、、、!!
ファンの皆さんの声援
生バンドの音
そして、何より舞台の中心に輝く彼ら
みんなの姿に圧倒され呆然と立ち尽くしていると
マ「よしっ!俺は応援する!!あつきさーん!」
「えっ、待ってよ!私もドラゴンさーん!」
マネージャーに後押しされて声をかけると
男性ファンは珍しいのかその声に反応して、あつきさんがこちらを向いてくれた。
「「あっ!!」」
私たちに気づいたらしく、アフロを指差している。
「あれ、いつもあつきさんはお会いしたら、アフロの調子どうかな?って聞いてくるんです笑」
マ「あぁ〜、だからだね笑」
ファンサをもらって嬉しそうなマネージャー
……羨ましい
気づいてほしくないけど、気づいてほしい
ただ、そんなこと考える暇なんてないほどかっこよくて
いつまにかMCの時間になっていた
楽しそうに話す皆さん
その中でこちらを指を刺して
自分のチェックシャツを指すあつきさん
「なにあれ?……ライトのことかな?」
元々青色だったものを赤色に変えていると、
何やらあつきさんがドラゴンさんに耳打ちをしてる。
ドラゴンさんはすぐにこちらを向き、
少しショックな顔をして自らのチェックシャツを指した
……うわ、はめたな
声を出さず腹を抱えて笑ってるあつきさん
あつきさんをたたきにいくドラゴンさん
….ほ、微笑ましい
あつどらだぁ………
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ずんたろす(プロフ) - 姫奈さん» コメントありがとうございます💕分かります!優しくてでも子どもらしいDRAGONさん本当良いです……… (2023年2月16日 20時) (レス) id: 8cca01985a (このIDを非表示/違反報告)
姫奈 - いつも見させてもらってます!DRAGONさん良いですよね〜…( ˘ω˘) (2023年2月15日 20時) (レス) @page31 id: 45ef6cd607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ずんたろす | 作成日時:2023年1月13日 18時