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“もうすぐ着きます！何か必要なものありますか？”
最後のラインから10分間ずっとソワソワしてしまってる。
今日は久々の1日オフ
YouTube見てで作りたかったケーキを作ってみた。我ながらめちゃくちゃ上手に出来たけど……
ピンポーン
きた！高鳴る気持ちを抑えようとするが、ニヤニヤが止まらない……
どうしよ……ダダ漏れじゃん……
ガチャ
「あっ、お久しぶりです。ドラゴンさん」
「久しぶり」
「狭い家ですが、どーぞ！」
お邪魔しまーすと言いながら入るドラゴンさん
自分の部屋にドラゴンさんがいる……
違和感だけど、嬉しい違和感
「ごめんなさい、急にお誘いして」
「ううん、こちらこそお邪魔しちゃって。
わっ、めっちゃ広いお家じゃん」
「いえいえ、荷物そこに置いてもらって座って下さいね」
自分はキッチンに行ってお茶の用意をする
ドラゴンさんは少し緊張してるみたいでちょこんとソファに座っている
なんだか借りてきた猫みたいでかわいい……
喜んでもらえるかな
ちょっとした不安を抱えながらドラゴンさんの所へ
「お茶で大丈夫でした？
あ、あとこれなんですけど……どれぐらい食べれますか？」
「えっ、これ作ったの？
ちょ、ちょっと待って、めっちゃ凄いじゃん！」
「いやいや、レシピ通り作っただけなので
これぐらい行けますかね、切りますね」
「いやいや、待って！写真撮りたい！」
「わ、わかりました笑」
ドラゴンさんは楽しそうに写真を撮って、めちゃくちゃ食べます！と言ってくれたので大きめに切って渡した。
「うわー、本当においしそう…」
か、かわいい
甘いものを前にしてウキウキしてる
「いただきます！
……うまっ」
「え、ほんとですか？よかったぁ…」
「あれ？食べてないの？」
「あぁ……お菓子作るんですけど、めっちゃ太りやすい体質で食べるの我慢してるんですよ……」
「こんなに美味しいのに！！
…じゃ、はいあーん」
「…こども扱いしてますよね」
「俺のお誘いなら断れないでしょ？笑」
…ず、ずるい人
ぱくっと口に入れると嬉しそうに笑うドラゴンさん
「ちょっと痩せたでしょ」
「え？」
「だからはい、もう一口食べよー」
今度はさっきより大きく切られたケーキを口に入れられる。
……気づいてたんだ
モゴモゴしてる私を見て満足したらしく、残りはすべてドラゴンさんが食べてしまった。
そのまま、たわいもない話をした。
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ずんたろす(プロフ) - 姫奈さん» コメントありがとうございます💕分かります！優しくてでも子どもらしいDRAGONさん本当良いです……… (2023年2月16日 20時) (
レス) id: 8cca01985a (このIDを非表示/違反報告)
姫奈 - いつも見させてもらってます！DRAGONさん良いですよね〜…( ˘ω˘) (2023年2月15日 20時) (レス) @page31 id: 45ef6cd607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ずんたろす | 作成日時：2023年1月13日 18時
