好きで仕方がない ページ32
「…よし！ごめん！！
時間にしたらたった10秒ほど
ドラゴンさんはさっと離れて申し訳ない顔をしてる
自分の中に残るのは彼の残したあったかさ
なんで？
どうして、抱きついたりしたの
なんで、、そんな幸せそうじゃないの
その言葉が出る前に
「……あっ！待ってスタジオの時間ギリギリだ」
やばい！と言いながらドラゴンさんは慌てて撤収を始めてる。
そんな質問を聞ける雰囲気ではなくその日はそのまま終わった。
家に帰っても
悪いことをしてしまったのではないか
なんでなんだろ
そんな本人に聞かないと分からないことばっか考えている
ただ、一つ願うのならば
ドラゴンさんが私と同じ気持ちなら嬉しいな…
--------
青視点
あの日から２週間ほど経った
俺はライブにむけて忙しく、プライベートを充実させるほどの気力も時間もなかった。
あれから、あんずちゃんとは会えていない。
ただ、あれから少し進展がありラインをする関係になっていた。
回数も多くないし内容も深いものではないが、彼女から来るラインは本当に心の癒しになっている。
会いたい気持ちは積もるばかり
マ「今日はここまでにしましょうか」
ム「ドラゴン、今日ご飯いくー？」
ド「どうしようかなぁ……」
今日も撮影が終わり、着替えながら携帯を見る
LINEの通知を確認し、すぐさまムラさんに声をかける。
「ムラさん、ごめん！今日はパスで！！」
荷物を急いで片付けて、スタジオを出る。
ピピッ
『もしもし』
「あ、あんずちゃん？今終わりました！
本当にお邪魔していいの？」
『お疲れです！全然大丈夫ですよ〜
じゃ住所送りますね」
電話をかけている間にタクシーを止め、伝えてもらった住所の近くのコンビニを伝える。
……はぁ、俺我慢できるかな
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ずんたろす(プロフ) - 姫奈さん» コメントありがとうございます💕分かります！優しくてでも子どもらしいDRAGONさん本当良いです……… (2023年2月16日 20時) (
レス) id: 8cca01985a (このIDを非表示/違反報告)
姫奈 - いつも見させてもらってます！DRAGONさん良いですよね〜…( ˘ω˘) (2023年2月15日 20時) (レス) @page31 id: 45ef6cd607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ずんたろす | 作成日時：2023年1月13日 18時
