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帰宅路
星が綺麗に光っている中で奈良坂とAは仲良く手を繋いで帰っている
「奈良坂…」
「なんだ？」
「…寒い」
「そうだな」
今日の夜は冷えるからな
「俺らしくない事でもするか…」
握っていた手を奈良坂の制服のポケットに入れる
「…本当にらしくない」
「あったかくなるならこれだろ」
まぁ出水とか陽介が言ってたからやっただけだが
「………ありがとう」
白い息を吐きながらいう
「…ああ」
たまにはこういうのもいいな
「…て思うわけないでしょ！？きも坂じゃん！！」
「…お前…
その場の雰囲気壊すとか正気か？」
思わず目を見開く
「空気云々お前がそういうのするの気持ち悪いてわかる？」
「すまん。それは俺も思った」
「でしょ？」
「だが寒がって女子らしいお前を放置しておくのもどうかと思ってな…」
「はいはい」
疑うような眼差しで見られる
「はぁ…」
「どうした？」
「なんもないよ。強いて言うなら幸せ逃げた」
「ならお前の幸せは俺がもらおう」
「え、きも」
なんて2人でやり取りをする
この時間が楽しくて仕方ない
「なんか奈良坂に負けてる気分で嫌なんだけど」
「それはお互い様だな…」
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迅さんファン - この小説大好きです！続編作るなら是非読ませていただきたいです！ (2020年7月1日 17時) (
レス) id: c2696f1d0a (このIDを非表示/違反報告)
ツナ缶(プロフ) - まみ吉さんの小説すごく面白いです。王子君が出て来て嬉しかったです、更新楽しみにしています (2018年12月25日 22時) (レス) id: 1ce7a40428 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まみ吉 | 作成日時：2018年11月10日 10時
