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A 目線
5月下旬の今日この頃…
私、及川Aは大変死にそうです…
「なぁ赤葦〜ここの公式てなに〜？」
「さっきもいったじゃないすか…ここはこれで」
男の部屋に 女子1人に男子が3人
女子は私で 男子は鉄朗と木兎くんと
赤葦くん
なんでなんでこんな事になったかと言うと
鉄朗がテスト範囲で分からないことを聞いてくる→間違って木兎くんに送られる→そして同じ範囲の1部らしく勉強教えてとなる→木兎くんの家に行く予定がキャンセルになり「赤葦の家に行こう」となる→赤葦くんの家に行って勉強する形になる
とこんな感じである
木兎くんの家に感謝だなぁと思いながらこの頃忙しくてなかなか距離を詰めれなかったし
何よりも
あの日の出来事を忘れられない…
とはいえ今でも何も無いんだけどなぁ…
ひなちゃんとも普通だし、なんなら一緒にお昼とか食べるようになってきたし
うーん と1人で唸る
「…てか赤葦て宮の幼馴染みだったか？」
「まぁそうですけどなんでですか？」
「いや、家近いのかなぁて思ってさ」
クルクルとペン回しをしながら鉄朗が赤葦くんに聞く
幼馴染みだから家近いのは私達だなぁ
研磨は「ゲームしたいから無理」て断られたし
ちなみにテスト期間だから部活は禁止
「まぁ近いですけど、え、まさか家に突撃しようとか考えてますか？」
黒尾さんそれは気持ち悪いです
「赤葦お前人をなんだと思ってるんだ!?」
「音駒の主将です。」
なんて楽しそうに話してる
「赤葦くんはしっかりしてるね」
「まぁ一応は…」
ガチャバタンっ
誰かが赤葦くんの家の中に入る音が聞こえる
「親御さん帰ってきたのかな？」
「いや今日はたしかどっちも遅いはず」
足尾とは階段を登っていて段々と近くなり
「京治〜 私の数学の教科書おいてない？あとネックレスも…」
ガチャァと扉が開いてはそこに居たのは
「…え」
「…あ」
「おーす！宮お疲れ」
「え、あ、く、く、黒尾!?!?え、なんで…」
ひなちゃんだった
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作者名：まみ吉 | 作成日時：2020年6月29日 10時
