47 ページ3
黒尾 目線
マネージャー達が水道から戻らないから見に行けば何やら楽しく談笑していた
お邪魔しちゃまずいなぁと思いながらも試合が始まるからと声をかけては重たそうに持つドリンクの籠を手に取るものの宮には断られる
そして前を歩いては体育館に向かう宮の後ろ姿を追いかけるように俺も戻る
俺頼りないのかな
確かに宮には色々頼ってたしアイツから見たらそうなのかもだけど
こんな些細な事も嫌なのか?
どうなんだろうと疑問に思う
「…宮〜重くない??」
「いつも持ってるから平気だよ。変なの」
「…それもそうだな」
「それ向こうさんの籠だから置いてきてね。」
「おう」
そして青葉城西の方のベンチにいって渡しに行く
「宮〜重いだろ?持つ」
「ちょ…夜久くん…」
「体育館から水道まで歩いて持ってきたんだろこんなのスグだからホイホイ」
「ありがと…」
なんだそれ
バッと宮たちの方を見れば笑っていた
…意味わかんな…
「クロくんどうしたの??」
及川にはなしかけられる
「あードリンクの籠、Aが持ってたからよ」
「ふーん。ひなちゃんじゃなくてAのをとったんだね」
「いや2つ持とうとしたけど…」
「まぁいいや。ありがとうね」
よく分からないことを言われて不思議に思うもののそのまま戻る
なんなんだ
18人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まみ吉 | 作成日時:2020年6月29日 10時