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7粒 ページ7
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「……学校ていいなぁ」
風に吹かれながら思う。
私も今頃なら
きっと彼の隣で支えていたのかな
「………………」
できないことがちょっぴり寂しい
「……ほら、診るからこっち来い」
「はーい」
呼ばれて目の前の椅子に座る。
……………
……
…
「お疲れ様でした。」
長い合宿が終わる。
初めての1週間はきついな
帰ったら多分風呂入ってすぐ寝る…
「お疲れ様〜赤葦大丈夫か〜？」
木葉さんが隣に来て言う
「大丈夫です。」
「…まぁ初めての合宿でしかも木兎にずっと付きっきりじゃあキツイだろ…今日は早く寝るんだぞ」
「……っす…」
思わず貴方もオカンですかとか思ってしまった。
「あかあーし！！」
「木兎さんうるさいです。」
思えばこの合宿は不思議だったな、
合宿の最初の方を思い出す。
「赤葦くん！！」
真っ白いワンピースに日傘をさした君が来てくれた
そういやあの時に拭ってくれたタオルまだ持ったままだった。
洗って木兎さん経由で返してもらおう。
「……君ともまた会いたいな」
ポツリと赤い夕焼けをみながら呟いた
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作者名：まみ吉 | 作成日時：2019年1月2日 14時
