検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:2,515 hit

41粒 ページ41

あの日以来Aさんとの連絡は途絶え木兎さんですらも不明と言っていた

猫又監督はわからないけどひょうひょうとしている

音駒の人たちも彼女が手術と聞いて驚いていたけど元々学校を休んでいたらしくそんなに驚いていなかった

ただ孤爪から聞いた話だけど日誌の最後の一言に彼女に対する思いをみんな書いて祈っているらしい


そして彼女と出会ってから1年がすぎてまた暑い合宿が始まっていた


「…暑い…」


確か去年の今頃木兎さんがタオルとかいい始めてどうだこうだなろうとした時に彼女が来たんだよな。


思い出してはチラッと体育館の入口を見る


「………え……」

目を見開き持っていたタオルにボトルを落とす


嘘だろ…


俺は夢でも見てるのかな?


いよいよおかしくなったのかな


真っ白なワンピースに

同じようなレースの白の日傘


あの時と同じだ


あぁ夏の暑さで本当におかしくなっちゃったのかな…

でもどうしても嘘だと思いたくなくて足が勝手に入口へと動く


「………………A………」



「京治くん!ただいま」

42粒→←赤葦くんへ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まみ吉 | 作成日時:2019年1月2日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。