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41粒 ページ41
あの日以来Aさんとの連絡は途絶え木兎さんですらも不明と言っていた
猫又監督はわからないけどひょうひょうとしている
音駒の人たちも彼女が手術と聞いて驚いていたけど元々学校を休んでいたらしくそんなに驚いていなかった
ただ孤爪から聞いた話だけど日誌の最後の一言に彼女に対する思いをみんな書いて祈っているらしい
そして彼女と出会ってから1年がすぎてまた暑い合宿が始まっていた
「…暑い…」
確か去年の今頃木兎さんがタオルとかいい始めてどうだこうだなろうとした時に彼女が来たんだよな。
思い出してはチラッと体育館の入口を見る
「………え……」
目を見開き持っていたタオルにボトルを落とす
嘘だろ…
俺は夢でも見てるのかな?
いよいよおかしくなったのかな
真っ白なワンピースに
同じようなレースの白の日傘
あの時と同じだ
あぁ夏の暑さで本当におかしくなっちゃったのかな…
でもどうしても嘘だと思いたくなくて足が勝手に入口へと動く
「………………A………」
「京治くん!ただいま」
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作者名:まみ吉 | 作成日時:2019年1月2日 14時