赤葦くんへ ページ40
これを読んでいる時てことは私が決断をした時だね
私ね。赤葦くんのこと初めて見た時から…
ううん
初めて知った時から光ちゃんから聞いた時からね。興味あったし写真見せてもらった時とか多分一目惚れしてたの。
初めて恋したんだなぁて思ったの
あ、話がズレちゃった 何が言いたいかと言うとね
赤葦くんが大好きなんです。
告白だからといって別に付き合うとか付き合わないとかはいいの ただ一個人があなたに好意をもってましたてだけでそれだけ。
赤葦くんがどう思っているのかは分からないけどでもきっとびっくりしてるんだろうな
私は昔から病弱で学校もまともに行けなかったの
父も母も私の治療費のために家にもろくに帰らないで稼いでるような日々を今でも送ってるの
あ、知ってた?音駒の猫又監督て私の祖父なの
笑った顔とかだったり似てるて言われてるんだ
まぁそんな脱線話はいいとしてきっとこれを読んでるてことは私が手術をするて事なんだ。
アメリカで大きな手術をしてくるの
命の保証はないくらい怖い手術なんだって
だから亡くなる前にせめてと思い伝えてみました
伝えたからといってどうなるのか分からないけどでも言えないで死ぬより言って死にたいて思っちゃったんだ
きっと残す人間には余計なんだろうね
死人の思いなんて
だとしても私は伝えたかったから伝えた。
最期のお願いてやつだね
赤葦京治くん
貴方のことが好きでした。
猫又A
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作者名:まみ吉 | 作成日時:2019年1月2日 14時