検索窓
今日:16 hit、昨日:0 hit、合計:2,529 hit

39粒 ページ38

初めて幸せだと思ったのかもしれない


こんなにいっぱいになるくらい好きになるのは


自分でも知らなかったくらいだった


初めは光ちゃんから聞いただけの存在と写真を見せられただけ


気だるそうな顔をしながら写る顔にどこか愛らしさがあってくせっ毛でふわふわしてて撫でたいな〜とか思ってたかな


「…いつかAと赤葦紹介したい!」て


笑いながら言うんだからうんてしか言えない。


私もちょっと気になったていうのは内緒

そんな彼といまは想いが通じ合うなんてびっくりしているし

少し怖いと思った。

優しい彼ならきっと私のことを受けいれてくれる


でもそれは甘えじゃないのかなとも思う

年下に甘えられるなんて…

それに私の身体は…

「…A…」

コテンッと私の肩に顎を乗せて満足そうに名前を呼んでくれる


「どうしたの京治くん」


「…俺はAが言いたくなるまで待つから…」


だから安心して…


その一言で私は目から涙が止まらない


ポロ…ポロッ…


「…えっあっごめっ泣かせるつもりじゃ…「嬉しい…」?」


「…私赤葦くん…京治に思われて嬉しいのあのね聞いて京治…」


零れる涙を擦って拭って彼の目を見る









「…私ねあと少ししか生きられないの…」

40粒→←38粒



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まみ吉 | 作成日時:2019年1月2日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。