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37粒 ページ36
俺は何を見てしまったのだろうか…
泣いてる彼女
抱きしめて宥めるのは俺のエース
木兎さんだった…
そこにずっといるのも悪いと思いとりあえずトイレに行き済ませ先程まで寝ていた部屋に行く
「…赤葦くん…」
部屋に戻れば布団を持って運んでいる彼女がいた
「Aさん…」
きまずい沈黙が流れる
こういう時どうしたらいいんだろうか
「…………」
「………あっさっきは変なの見せてごめんね。時々不安定になっちゃう時があるの…」
だから光ちゃんに頼ってしまってたの…ごめんなさい
フッと笑いそして謝る
「…そんな事ないです。落ち着いたなら何よりです…」
「…ありがと…赤葦くんは優しいね」
「俺がですか？」
「うんとっても優しい…私そんな優しい赤葦くんみたいな人好きだよ。」
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作者名：まみ吉 | 作成日時：2019年1月2日 14時
