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34粒 ページ33

「…でなんでこうなった?」


ジュージューと焼ける音
そして美味しそうな匂い


カチカチと手馴れた音




俺達は彼女の家でお好み焼きを食べていた


理由?まぁテレビでやってて男性の皆様がなんでも良いといったからこうなったわけです


「まさか粉の賞味期限が今日までなんて誰が思ったのかしら…」


ジュージューと肉をやき、目玉焼きを作りながらお好み焼きを焼く

木兎さんは食べる専門で猫又監督はビールを飲みながら何かのバレーの試合をみてる。


「あ、Aさん手伝います」


「えぇいやいやお客様だし大丈夫だからね?」

あわあわとしながらやらなくていいという


そんなふうに言われたら手伝いたくなる



「いいですから、それに俺お好み焼きひっくり返してみたいんですよ。ダメですか?」

「ダメじゃないです……」


じゃあ といって2人で作り木兎さんが食べて途中途中で猫又監督が何かを言う


そんな時間が楽しくて仕方なくて


ずっと続けばいいと思ってた。



…………



(よいっしょっと)


お好み焼きをひっくり返す


意外と上手くいかないなぁと思いつつもやってみる



(赤葦くん上手いね〜私これ下手だからたすかる〜)



隣で笑いながらほっぺにソースとマヨネーズを付けて笑う彼女は可愛かった

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作者名:まみ吉 | 作成日時:2019年1月2日 14時

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