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30粒 ページ29

「赤葦くん!!」


合同練習が終わりそれぞれが帰りに着く時だった

明日は土日で体育館のメンテがあるため午後から部があるといわれた。


そして着替えて今日の夕飯はなんだろうと思いながら帰宅の用意をしていたところだった


「なんですか?猫又さん」


パタパタとこっちに走りその後ろには木兎さんの姿


「今日光ちゃんがうちでご飯食べていくんだけど赤葦くんも来ない?あ、でも無理とかしなくていいからね!夜も遅いし…ね?」


ニコニコとほのぼのと話すけど俺のことを心配してくれるのが分かる


「…ぜひ行きたいです。いってもいいですか?」


「勿論!!やった!!」

俺の手を取ってブンブンと嬉しそうに振るもので楽しそうだなぁと思いながら俺の頬が緩むのがわかる。


「赤葦ばっかりずるぃ〜A俺も!」

「光ちゃんはいつもやってるでしょ〜あと痛い!」

「えぇ」


「…Aそろそろ行くぞ」

「あ、はーい。おじいちゃん光ちゃんと赤葦くんも夕飯一緒でもいい?」


「構わないぞ、てか光太郎は少し来すぎだ!」

「いいじゃねぇかよー」

ブーブーと話しながら猫又監督の車に乗る

助手席にAさんかと思いきや


「俺隣!!」


といって木兎さんが助手席に

Aさんは俺と一緒に後部座席だ


ガヤガヤと騒ぎながら彼女の家に行く


トンッ


「…ん?」


すると手になにかがあたる

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作者名:まみ吉 | 作成日時:2019年1月2日 14時

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