【文スト】真実と嘘は紙一重【デュラララ】

嘘つき : 3 ページ4

その情報をどこで手に入れたんだ

流石に逃げられないか…この距離じゃなぁ…

「ええ。椄野Aですが何か？」

「何か？じゃねぇよ裏切り者が」

怖ぇってんだよ

「顔が怖いですよ？」

「知るか。手前が何考えてんのか知らねぇが、裏切り者はきっちり始末しとかねぇとなぁ？」

それこそ知るかよ。

そっちがどうなろうと今となっちゃ関係ねぇんだよ

「何故…私が何故助けを求めないか判りますか？」

「あ”ぁ？」

「普通なら、今ここで連絡して助けを求めるはずでしょう？」

「どうせ殺すんだ。んなこと知ってどうする」

「私は逃げません。なので少し過去を振り返ってみませんか。ここ最近、いろいろなことがあったので、未だに心の整理が追い付いていません」

「話噛み合ってねぇよ…まあ、どうせ死 ぬんだしな。最期くらいなら云うこときいてやってもいい」

その上から目線、腹立つ

私達はとりあえず近くにあったドラム缶の上に座った

中原さんの部下？すでに罪歌で斬ってるよ。

書いてないけど、正体がバレるまでに斬っておいた

命に別状はないって説明しておいたから大丈夫だろ

___

「お前がマフィアに入った時から、俺はお前を疑ってたし、首領もお前を警戒してた」

中原さんから話し始めちゃったよ
___

中原side

首領が信頼しているとある情報屋に紹介されたという少女

丁度そのとき俺達マフィアは、ある組織と抗争していた。

それを知ってか知らずか、どちらにせよ丁度いい時期にそいつは来た


椄野Aという、何かが欠落したような少女が____

嘘つき : 4→←嘘つき : 2

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