【文スト】真実と嘘は紙一重【デュラララ】

嘘つき : 24 ページ26

「どうも」

「ﾁｯ。本当に二人で来たんですね。情報の通りです」

大人しそうだけど裏がありそうな人だな。

面白いかも。

こっそりメモを取っておく。

「貴方、見た限り異能者ですよね？何の異能力か、教えてもらえませんか？」

すると、何が気にくわなかったのか、ナイフを此方に向けて 軽く 投げた。

って、あらら？マジで？

ナイフ大きくね？

「俺の異能力は、物のサイズを操れる能力。まあ自由にって訳じゃないですけどね。上限はあります。俺からも聞いていいですか？」

「はい」

「何故貴方はマフィアに入ったんですか？」

「貴方だから云います。マフィアの情報を探るためです」

どうせ殺すんだしね。

何云ってもいいでしょ。

でも、下手に近づけない！

小人にはなりたくねぇよ。

「良かったですね貴方。俺の異能がギリギリ届かない」

つまり、この距離から攻撃しないといけないってこと？

何米開いてると…

投げナイフしかなくね？

ちょっと試しに投げてみる？

絶対効かないよね？

ｼｭｯ

「だーかーらぁー効かないって云ってるじゃないですか。馬鹿ですか？あ、俺が脳みそ小さくしちゃったり？」

あ、ナイフ小さくなった。

つーかこいつウゼぇ

てことは、爆発が小さかったのは爆弾を小さくしたからってこと？

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