【文スト】真実と嘘は紙一重【デュラララ】

嘘つき : 19 ページ21

「何でですか！？つか私の話なのに何で私が知らないんですか！？」

教えてないから☆とか返って来そう

「あ、まだ酔ってるのかな？普段なら予想外なことがあっても動揺を見せないのに。ていうか、大声出さないのに。あ、それで梶井君の方はどうかな？」

「僕は別に構いませんけど…本人の意見も訊いた方が…」

ありがとう梶井さん

「ﾊｱ…正直、Aちゃんに訊いても答えは1つだと思うけど。…どうかな？Aちゃん」

どーしよーなー

正直、私は臨也さんのこと尊敬してるんだよね。でさ、尊敬してる人の云うことはききたいんだわ

最初はあんなこと云っちゃったけど。

それに、戦闘もできるしね。

戦闘っていうか実験だけど

「やります」

あ、答えは1つって…

予想してやがったな。いや、確信か

「じゃ、俺は許可を得たことを君達の首領に報告して、また必要なときに力を貸すことにするよ。抗争がんばってね。」

この野郎…心にもないことを

私をマフィアに送りこんで情報収集してるくせしてよく云えたもんだよ

「太宰さん、そちらはどうにかなりましたか？僕はもう帰るので…」

あー…幹部や首領には一人称 僕 なんだ…

「終わったので私も帰りますよ(早く中也から離れたい…)」

やっと帰ったか

正直私は太宰さんも変人として見ている

「ﾁｯ…つか何で来てんだあの野郎…」

「…」

ん？梶井さん何か考え込んでる？

「あの人…臨也さんってどっちが本性なんだろう…」

「さあ？」

一人称が俺の時が本性とか云えねぇよ

「あー…もう疲れた。何でこんな…」ぐびーっ

とりあえず近くにあった私のものであろうグラスの中の酒を一気に飲み干した

「「あ…」」

「ていうか、眠くなってきたので寝ていいですか？いいですね？」

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